千葉県東金市の保育園児殺害事件の報道をめぐる週刊誌「フラッシュ」の記事で名誉を傷つけられたとして、TBSが発行元の光文社に500万円の損害賠償と謝罪広告を求めていた訴訟は27日、東京地裁で和解が成立した。TBSによると、光文社が裏付けを欠く記事を掲載したことを認めた上で、同誌に謝罪広告を掲載することで合意した。 同誌は平成20年12月30日号で「『TBSスクープ美人記者』の“行きすぎ”取材」とする見出しの記事を掲載。TBS側は「記者が女性であることを武器に行きすぎた取材をしたとの印象を与える記事で、名誉棄損にあたる」と主張していた。