By DonkeyHotey 個人が特定されるIPアドレスを相手に知られることなくウェブの閲覧などができる匿名の通信システムTorを経由してインターネットに接続したり、メールを暗号化して送受信する方法は個人情報の流出などを防ぐ予防線として使われていますが、イギリスの全国紙The Guardianが公開したNSA(国家安全保障局)の極秘資料によれば、Torや暗号化したEメールを使用すると、しない場合に比べてNSAにデータを保持される可能性がより上がってしまうとのことです。NSAはGoogle・Apple・Yahoo!・Facebook・Microsoftなどインターネット関連企業のサーバに直接アクセスして情報を収集する「PRISM」という極秘プロジェクトを運営していることが発覚したばかりで、またユーザーからの非難を集めることになりそうです。 Procedures used by NSA to
まず、事実として 警察庁がISPに対してTorのブロックを要請する、というのは英文記事への翻訳ミスによる誤報です 翻訳ミスがあった英文記事については4/23夜に修正されています 4/18に警察庁の有識者会議*1がまとめたとされる報告書は4/23現在公開されていません 4/18に毎日新聞(毎日.jp)から「警察庁有識者会議:ネット管理者が通信遮断を 匿名悪用で」という報道がありました。(記事タイトルについては4/23夜に「ネット管理者が」から「サイト管理者が」に修正されています)私の所属するインターネット関連事業者団体にも問い合わせがあったようで一時話題になったのですが、その時はむしろその実効性についての意見交換が主でした。日本語の記事はちゃんと読めばあくまで対象は「サイト管理者」ということだったので、それ以上の詳細については警察庁からの連絡(もしくは最終報告書の公開)がないとわからないよね
私たちはTorプロジェクトの中心メンバーです。 TorプロジェクトはTor、つまりユーザーが匿名かつ安全にブラウジングできるソフトウェアの開発とメンテナンスを行っています。Torは元々は政府の通信を保護するために開発されました。 現在では、様々な人々から色々な用途で使用されています。推定50万人の人々がTorを日常的に使っています。ある人はTorをウェブサイトのトラッキングから防ぐために使用し、またある人は繊細な問題を研究するために使用し、そしてニュースサイトやインスタントメッセージサービスが地域のプロバイダからブロックされている時に使う人もいます。 puffin_netことカレン・レイリーはTorプロジェクトの開発ディレクターをやっており、基金収集、アドボカシー、一般の人へのマーケティング、それと講演などの方針を決める事に関する責任を負っています。 runasandことルナ・A・サンドヴ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く