『DAYTONA』と『Testing』で諸手を上げて、嬉しさのあまり、そのまま左右に振ってしまうようなヒップホップ・ウィークを過ごしたあと、カニエ・ウエストからド級ストライクな『Ye』が届きました。両手を上げて油断していたから、お腹のあたりでまともに受け止めちゃった。痛いってば。カニエ、まっすぐすぎる。 『DAYTONA』が出たところで、本題に入る前にプッシャ・Tとドレイクの件。ビーフの戦法が姑息だからプッシャ君に腹を立てたけど、それと作品は別。アルバムは好きでよく聴いています。大体、アルバム・リリース前後のビーフとか、ただの炎上商法でしょう。いちいち反応したくないんだけど、ドレイクと近いプロデューサー、Noah40が患っている多発性硬化症をディスソング「The Story of Adidon」で挙げているから。北米ではよく聞く病気で、「MS」だけで通じるほど。闘病している人、周りの人の気