自炊経験者であるなら自明に近いのですが、辞典・辞書を電子化するとセルフメードの電子辞書をつくれるんですね。その経験談を書いておきます。 今回の自炊による電子辞書化の対象は次の二冊。めったに引くことがない辞典であります。 1)『小口偉一・堀一郎監修 宗教学辞典』(東京大学出版会)1985年 2)『倉石・折敷編 日中辞典 』(岩波書店)1989年 なぜ、自炊するか? 古いし、あまり使わない。収蔵場所に困る。けれど処分するのは惜しいといういつもの理由に加えて、電子化すれば座右の書として生かせるというのもありますね。全文検索が可能なるのは最大のウリでしょう。これは前著でも強調したことです。 1)の自炊はけっこう覚悟がいります。 箱に入っているしっかりとした作りの本で、6000円をはたいて新刊で買ったものなので。 ご覧のように長年の管理のずさんさか、箱にはシミが出ている状況。外箱は本体を日焼けなどか