ブックマーク / www.vice.com (3)

  • トラウマアニメ『ポピーザぱフォーマー』の真意

    こども・アニメ専門チャンネル〈キッズステーション〉で、2000年に放送された短編CGアニメーション『ポピーザぱフォーマー』は、サーカスのカラフルでPOPな世界観、陽気なテーマソング、うさぎの被り物を被った人物と、顔にお面をつけたオオカミらしき2足歩行動物が登場する、なんとも親しみやすいアニメーション作品だ。まさか、子ども向けチャンネルで放送されるアニメーションで、胴体をバラバラに切断したり、顔面にナイフを突き刺したり、縄でトラックに繋がれて引きずりまわされるストーリーが展開されるとは、誰も想定していなかっただろう。 『ポピーザぱフォーマー』では、そんな刺激的で残忍なシーンがユーモアたっぷりに描かれる。放送当時7歳だった私は、ほかの子ども向けアニメにはないシュールな魅力に取り憑かれ、テレビにかじりつき、毎回、番組の開始を楽しみに待っていた。だが、そんな私の様子を心配した親は「そんなもん観るん

    トラウマアニメ『ポピーザぱフォーマー』の真意
  • 壊れゆく豪華客船コスタ・コンコルディア

    写真家ジョナサン・ダンコ・キエルコースキーは、引き揚げられたコスタ・コンコルディアに忍び込んだ。そこで彼が撮らえたのは、醜くも美しい廃船となったコスタ・コンコルディア号の姿だった。船に忍び込むまでのいきさつ、幽霊船に乗船した感想を彼は語ってくれた。 どうしてコスタ・コンコルディア撮影のアイディアが浮かんだのですか。 コスタ・コンコルディアの座礁事件以来、ずっと興味があった。どうしたらあんなに巨大な物体が、ささいなミスと、ちょっとした岩にぶつかるだけで転覆するのか不思議でしょうがなかった。それから、海底から船を直立に起こすための技術、500人もの作業員、9,600億円を超える作業費用も気になっていた。解体のため、船がジェノバ港に運ばれたのを知って、見てみたくなったんだ。 見るだけでなく乗り込んだんですね。 1度目ははうまくいかなかった。沿岸警備隊に捕まって、引き返すしかなかった。2週間後にも

    壊れゆく豪華客船コスタ・コンコルディア
    snobocracy
    snobocracy 2016/02/11
    味のある写真だ。
  • ハウスから進化した南アフリカ電子音楽事情 ①

    1980年代末、アパルトヘイト時代の南アフリカ共和国。都市部のゲットーでは、欧米からの影響で、ハウス・ミュージックがポピュラーな存在として定着していた。そこから発展して生まれたのが、「KWAITO(クワイト)」。テンポを落とし、ズールー語やスラングのチャント、そしてパーカッションからピアノなどを取り入れたアフロ・ハウスで、これを機に南アフリカのクラブ〜エレクトロニックミュージックは、独自の世界を生み出して行く。欧米のそれとは明らかに異なり、進化し続ける南アフリカ電子音楽シーン。各都市、各ジャンルを代表するアーティスト、プロデューサー、DJを訪れ、南アフリカ産エレクトロニックミュージックの今を三回に渡りレポートする。 第一回は、ダーバン、ヨハネスブルグ編。ディープなアンダーグラウンドハウス「GQOM」や、伝統的な民族音楽とミニマル・テクノをミックス&高速化させた「シャンガーン・エレクトロ(S

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