米国のトランプ次期大統領は18日、マイケル・フリン元国防情報局長(57)を国家安全保障担当大統領補佐官に正式に指名した。司法長官、米中央情報局(CIA)長官と合わせ、重要3ポストが同日に発表されたが、反イスラム主義者や不法移民排斥の強硬論者、拷問の水責め復活論者と「タカ派」ぞろいで、今後議論を呼ぶとみられる人物ばかりだ。 外交・安全保障全般の政策立案や大統領への助言を行う安全保障担当のフリン氏は、元陸軍中将でイラク戦争などに情報将校として従軍。イスラム教そのものを敵視し、自らのツイッターでも「イスラム教を恐れることは理にかなっている」と強調している。 新政権の司法長官に指名された…