農林水産省は、「24年産稲の作付に関する考え方」と、「100 Bq/kgを超える23年産米の特別隔離対策」を決定いたしました。 (1)23年産米に関する総括 ○23年産稲については、福島県の避難区域等において作付制限を実施。この作付制限下において、放射性セシウム濃度は、17都県で99.7%(福島県で99.4%)が100 Bq/kg以下。 ○福島県の一部の米から食品衛生法上の暫定規制値を超える放射性セシウムが検出。これは、空間放射線量率や土壌の放射性セシウム濃度が高いという条件に加え、栽培管理や周辺環境からの影響等が重なったことによるものと考えられる。 ○食品衛生法上の暫定規制値を超える米が生産された水田は、特定避難勧奨地点の付近等に限定的に出現しており、作付制限を行う地域の範囲のとり方に関し、示唆を与えるもの。 ○今後、これまでの各種調査で得られたデータを活用して、サンプルを採取する地点、