私が提唱している行動科学マネジメントとは、アメリカのビジネス界や教育界などで大きな成果を挙げている行動分析学・行動心理学をもとにしたマネジメント手法を、日本人に最適な形にアレンジしたものです。すでに多くの企業に導入され、組織の現場を変えてきた実績があります。(「PROLOGUE」より) こう説明するのは、『図解 うまくなる技術 行動科学を使った自己成長の教科書』(石田 淳著、まる出版)の著者。行動科学マネジメント研究所所長として、これまでに1000社以上の企業、のべ30000人以上のビジネスパーソンを指導してきたという人物です。 行動科学は「再現性」を重要視して構築されたメソッドであり、再現性とは「いつ、どこで、誰がやっても同じような成果が得られる」という意味。「ある物事では有効なやり方だけれど、別の物事では使えない」ということではなく、どんな分野の物事に当てはめてもよい結果が出るからこそ