社会人になるまで、本を読む習慣はなかった。学生の頃は多くても年に10冊程度しか読まなかった。それも大学の授業で課される課題図書だ。自分からすすんで本を買って読んだ記憶はあまりない。 ところが今では年間100冊くらい本を読む。週1〜2冊のペースで読んでいると、自然と100冊くらいになる。しばらく間が空くと、本を読んでいないことが気持ち悪く感じるほどになった。これは読書が習慣化した証拠である。 年に10冊しか本を読まなかった人間が、どうやって年間100冊を超える読書習慣を身につけたのか。私がコンサルタントの時に読書を習慣化した、その方法を紹介したいと思う。 高めの目標を設定し、周りに宣言する 新卒で入社したコンサル会社では、月に10冊以上本を読むというノルマがあった。しかも読んだ本のタイトルとそこから何を学んだか、週報に書かなければいけなかった。 1年目はこれを継続することがとても辛かったが、