NASAの特設サイトに太陽系内の木星、土星とその衛星のスペースサウンドが10つほど公開されていた。もちろん宇宙空間は真空なので惑星そのものが音を出すわけではなく、カリフォルニア人間科学研究所教授でサウンドセラピーの第1人者、ジェフリー・トンプソン博士が、磁気振動やプラズマ波に特殊な周波を組み込んで作り出した音である。これら宇宙の音を聞くことで、深いリラクゼーション効果が得られるのだそうだ。 これらの音の正体 木星の挨拶 この画像を大きなサイズで見る この音は、1979年にボイジャー1号が木星に接近したときにとらえた衝撃波の音。この衝撃波は、太陽からの電気を帯びた薄い流れである太陽風が、超音速で惑星を通過することによって起こる。始めに聞こえるネズミがチューチューいうような甲高い音は、弧状衝撃波から生まれた電子が近づいてくる太陽風に向かっていく音で、第に聞こえなくなる。探査機に搭載された機器の