まず書籍テキストデータ化とはどういうことか? 知らない人もいるかもしれないが、視覚障害者が本を読むためのハードルはどんどん低くなっている。コンピュータで読めるからだ。コンピュータで視覚障害の人が本を読む方法は音声化とか点字化とかあるが、データが提供される場合も、OCRで取り込む場合も、ぼくが知る限りではテキストデータから読むことになる。書籍を購入すると、テキストデータ引換券がついてくる書籍が増えている。 テキストデータ入手可能な本な本のリストは http://www.arsvi.com/d/d03.htm 先日、障害学のMLで立岩さんから岩波書店で「ケア――その思想と実践(全6巻)」でのテキストデータの提供への対応(交換券をつけることの明示)がないかもしれないという話が最初にあり、立岩さんからMLに参加している著者の皆さんへ出版社へ「テキスト・ファイル提供への対応」を申し入れるよう呼びかけ