大地震が起きた南米エクアドルでがれきの下敷きになった人たち合わせて7人を救った災害救助犬が任務で体調を崩して死に、その献身に感謝する声があがっています。 イバラの消防当局によりますと、4歳のオスのラブラドール・レトリーバー、ダイコは今月16日にマグニチュード7.8の地震が起きたのを受け、被災地に入ったということです。この大地震では多くの建物が倒壊し、その下敷きになるなどしてこれまでに654人が死亡しました。 沿岸部の町ペデルナレスで、ダイコはがれきの下敷きになったまま助けを待っていた生存者を次々に捜し出し、合わせて7人の命を救いました。しかし、4日間にわたる任務で体調を崩し、まもなく死んだということです。 消防当局はフェイスブックに「ダイコはわれわれの友人として人命救助に身をささげてくれた」というコメントを掲載し、その死を悼みました。また、人々から「たくさんの命を救ってくれてありがとう」と