ロシアの名門ボリショイ劇場で、ブラックフェイス(黒人以外が黒人を真似る黒塗り)をしたバレエダンサーによる公演が140年以上続いている。これを黒人ダンサーが「無神経」だと批判したことから、ソーシャルメディアでは議論が巻き起こっている。 事の発端は、アフリカ系アメリカ人バレリーナのミスティ・コープランド氏が8日、全身を黒く塗った白人女性2人がリハーサルをしている画像を、「これがバレエ界の現実」とのコメント付きでインスタグラムに投稿したことだ。 https://www.instagram.com/p/B5zGh5cjbmI/ コープランド氏は、ロシアで公演されるバレエ作品「ラ・バヤデール」は人種問題に無神経だと批判している。 投稿には6万4000以上の「いいね」がつき、同氏には幅広い支持が集まった。 コープランド氏はボリショイバレエ団との関わりはない。この画像はもともと、ロシア人バレエダンサー(