神奈川県厚木市の住宅で、この家に住む高齢の夫婦が死亡しているのが見つかりました。妻は「夫の介護に疲れて死にたい」などと話していたということで、警察は妻が夫を殺害したあと、自殺を図ったと見て調べています。 警察などが確認したところ、この家に住む野間口さんと、妻の百合子さん(77)が死亡しているのが見つかりました。 警察によりますと、夫は1階の和室の介護ベッドの上で死亡していて、首にはひものようなもので絞められた痕があったということです。妻は2階の和室で首をつって死亡していたということです。 これまでの調べで、妻は「夫の介護に疲れて死にたい」などと近所の人に話していたということで、住宅からは遺書のようなものが見つかったということです。 警察は、現場の状況などから介護に疲れた妻が夫を殺害したあと、みずから自殺を図ったと見て調べています。