交尾の仕方を忘れてしまったミジンコのメスがオスと交尾しないかを見守る生放送が、7月18・19日にニコニコ生放送「ニコニコ23.5時間テレビ」で配信されました(関連記事)。番組では視聴者のアンケートによってメスを「クリスティーナ」、オスを「お前ら」と命名。約20時間の放送の末に交尾は一度も果たされなかったのですが、2匹の恋路を応援するイラストがニコニコ静画に数多く投稿されるなど人気を見せています。 擬人化された「クリスティーナ」(左)と「お前ら」(右)のイラスト(ニコニコ静画「お前らとクリスティーナ」) そもそも番組は、日本のミジンコは長らくメスだけで子を産む単為生殖で繁殖してきたため、絶滅の危機に立たされているという前提で実施された企画。交尾をせず単為生殖を続けていると遺伝子の多様性が大きく損なわれ、病気などに感染しやすくなってしまうのだそうです。なのでミジンコのメスとオスを1匹ずつそろえ