大ヒットとなった東宝のアニメ映画「君の名は。」 邦画としては8年ぶりに興行収入が150億円を超えました。その経済効果は映画館の外にも及んでいます。この映画に登場する地方の町が、岐阜県飛騨市をイメージして制作されたことから、たくさんのファンが映画に登場する駅や神社などを目当てに飛騨市を訪れています。アニメ作品の舞台になった場所を実際に訪れることをファンは“聖地巡礼”と言いますが、全国に「アニメ聖地」を広げようと観光業界も動き始めました。(岐阜局 飯沼祐月/経済部 橋本知之) アニメーション映画監督、新海誠さんが手がけた「君の名は。」。 地方の町に住み、都会に憧れる女子高校生が東京の男子高校生と体が入れ代わる物語で、2人が会えそうで会えない切ないストーリーや緻密に描かれた風景が人気を呼び、大ヒットしています。 この映画に登場する地方の町が岐阜県飛騨市をイメージして制作されたことから、映画の公開