観光庁は9日、沖縄県を訪れる外国人観光客などに米アップルの高機能携帯端末(スマートフォン)「iPhone(アイフォーン)4」を無料で貸し出し、情報提供サービスを行う方針を明らかにした。10月から実施する。買い物や移動をスムーズにできるようにする実証実験で、訪日観光拡大につなげることが狙い。今後、京都や東京・浅草への拡大も検討する。 沖縄県の空港や港などで外国人に100台、希望する飲食店やホテルにも200台を貸し出す。アイフォーンを通じて最寄りの飲食店や観光施設の情報を提供する。24時間対応のコールセンターも設置。買い物やタクシーに乗るときなど言葉が通じずに困ったときに英語や中国語、韓国語に通訳するサービスも行う。 このほか、旅行者が実際に訪れた観光スポットの感想をウェブ上に書き込めるブログやツイッターの機能の搭載も検討。今年12月には、すでにアイフォーンを持っている外国人観光客も同様のサー