印刷 「妖怪たちの決戦」をイメージした部屋では、鬼太郎がゲタを飛ばしたかのように部屋の中央にゲタ型のテーブルが置かれている=12日、鳥取県米子市の「かいけ彩朝館」、高橋正徳撮影 鳥取県米子市の皆生(かいけ)温泉のホテル「かいけ彩朝楽(さいちょうらく)」に、妖怪を描いた「鬼太郎」ルームが登場し、報道関係者に12日公開された。同市は漫画「ゲゲゲの鬼太郎」の作者水木しげるさんの出身地、同県境港市の隣。土曜や祝前日は4カ月先まで予約で埋まっているという。1泊2食付きで1人9800円。 部屋は2種類。一つは学校の教室風で、黒板の前に鬼太郎が立ち、壁にぬりかべ。天井には一反木綿が飛ぶ。もう一つには、約30体の妖怪が描かれた。両部屋ともテーブルは鬼太郎のゲタの形、座布団はちゃんちゃんこ柄という凝りようだ。那須裕司支配人は「境港の水木しげるロードに行ったお客さんが、その世界観のまま宿泊できます」。(高