佐賀県嬉野市は7月16日、iPhone向けソーシャルARアプリケーション「セカイカメラ」を使用した情報発信を開始する。 嬉野市は12月21日、22日の両日、同市で開催される「第5回ユニバーサルデザイン全国大会」に向け、宿泊施設のバリアフリー度の調査や、身体の状態や障害の程度に応じた宿泊施設などの紹介ができる体制を整備している。セカイカメラによる情報発信はその一環で、バリアフリーの視点から選ばれた市内の公共施設や宿泊施設などの情報を、セカイカメラのエアタグを通じて発信する。 今後、市内の施設80カ所程度にユニバーサルデザインのエアタグを設置。観光スポットなどのエアタグを含め、市内の合計250カ所にエアタグを設置する予定だ。ほかにもセカイカメラを使った観光散策ルートの充実を図るとともに、各種イベントでの活用や観光スポットの多言語表記対応など、観光振興にも活用する。 関連記事 「マン・レイ展」で