久しぶりに文春砲の連続弾が炸裂している。週刊文春の今回の標的は、岸田文雄首相の懐刀とされる木原誠二官房副長官である。疑惑の内容は「木原氏の妻の元夫は殺害された可能性がある」というものだ。 週刊文春や木原氏の公式サイトなどによれば、木原氏は1970年6月生まれの53歳。東大法学部を卒業した後、大蔵省(現財務省)に入り、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに留学、2005年の郵政解散選挙で東京20区から自民党候補として立候補、当選した。 高祖父は諫早銀行頭取、曾祖父は大蔵省銀行課長という「財政金融ファミリー」の出身で、自らもその道に進んだが、英国大蔵省に出向した際、サッチャー元首相と出会い、政治を志したという。語学力も生かし、岸田政権では外交・安全保障分野で重要な役割を果たしている。 その木原氏の結婚相手は、元モデルで銀座のホステスをしていた女性だった。この女性には夫、安田種雄氏がいたが、同
東京地検特捜部が、国際政治学者として知られる三浦瑠麗氏の夫でコンサルティング会社「トライベイキャピタル」の社長・三浦清志被告を業務上横領容疑で逮捕して4か月が過ぎた。三浦被告は特捜部の取調べに否認を続け、現在も拘置所で身柄を拘束されている模様だ。 ◇ ◇ ◇ 「容疑は2019年10月、3回にわたって三浦容疑者が関係していた太陽光発電システム投資会社から4億2千万を引き出し、トライベイキャピタルの口座に入金させたというもの。業務上横領事件としては巨額でかつ、否認が続くので厳しい求刑となるだろう」(捜査関係者) 三浦被告が否認を続けているので、初公判は数か月先になるとみられる。そうした中、三浦被告の周辺は慌ただしさを増している。 妻の瑠麗氏が社長の「山猫総合研究所」という会社がある。かつて三浦被告が社長を務めていた同社は、衆議院第一議員会館そのばにある建物の1階、三浦被告のトライベイキ
北海道新聞で1月中旬に伝わった役員の急逝に関し、自殺説が囁かれている。亡くなった役員は同社の不動産事業などに関し、具体性が見えない上層部の経営計画に日ごろから苦言を呈していたといい、真っ当な危機感を共有できない状況に悲観して命を絶った可能性が高い。 ■社長の弔辞に「事実と異なる」の声 訃報が伝えられたのは、昨年6月から常務取締役管理統括本部長兼企画室長を務めていた男性社員(62)。社内での立ち位置は、のちの告別式で同社の宮口宏夫社長が寄せた弔辞にこう綴られている。 《私が21年に社長になった時、経営方針の取りまとめ役であり、推進役でもある取締役企画室長をあなたにお願いしました。企画室長は内閣で言えば官房長官に当たる要のポストです》 その「官房長官」が亡くなる前日、宮口社長は会議の席で当人と顔を合わせていたという。同じ弔辞から、その夜を振り返った箇所を下に引く。 《いつも通り経営に関する情報
北海道新聞社(札幌市中央区、宮口宏夫社長)で7月上旬、現職の編集局幹部がパワーハラスメントを苦に自殺したとみられる状況で亡くなっていたことがわかった。同社では本年1月中旬にも常務取締役の男性(62)がパワハラ自殺を疑われる状況で亡くなっており(既報 )、およそ半年間に2人の役員が相継いで急逝する異常事態となっている。 ◇ ◇ ◇ 7月9日午後に亡くなったのは、道新札幌本社に勤める編集局次長の男性(53)。同本社や支局などに所属する複数の記者によれば、次長は先週半ばごろに編集局長から激しい叱責を受け、出勤できなくなるほどのショックを受けたという。亡くなったのは日曜日で、週が明けた翌10日には逝去の情報が会社に伝わった。一般の社員に周知されたのは、さらに一晩を経た11日午前だった。 筆者に届いた情報を総合すると、叱責の理由は編集局人事。同局が示した7月の人事案に宮口宏夫社長が激怒し、これ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く