ビニールボート3隻で横須賀沖の無人島を目指した少年6人が5日深夜から6日未明に遭難し、5人が救助されたが、1人が行方不明となった。横須賀海上保安部によると、6人は神奈川県横須賀市内の17~18歳の少年。5日午後10時ごろ、海辺の公園から北東1・5キロの無人島「猿島」に向かったが、海は大荒れでボートが流された。ボートは近くのドン・キホーテで買った1970円の遊戯用で、いずれの少年も救命胴衣は着用していなかった。 少年たちの無謀な冒険は、最悪の事態に発展した。6人は午後9~10時ごろに、海に面した横須賀市平成町3丁目の「うみかぜ公園」からビニールボート3隻に2人ずつ乗り込み、北東約1・5キロ沖合の猿島へ向けて出発した。 しかし、神奈川県警横須賀署によると、出発から約1時間後の5日午後10時55分ごろ、少年の1人(18)から「ボートが流されて戻れなくなった」との110番通報があった。 県警から連