ウナギを全く使わずに、かば焼きを忠実に再現したかまぼこ「ほぼうなぎ」の予約を、魚肉練り製品の食品会社「カネテツデリカフーズ」(神戸市東灘区)が6月6日からオンラインストアで受け付ける。今年は客からの指摘をもとに、さらなる進化を遂げたという。 世界的に絶滅が危惧されていたウナギを守ろうと2018年に開発。原材料に魚肉のすり身を使い、静岡県のウナギのかば焼き工場で本物のたれを使って3回にわたり焼き上げている。 ウナギのかば焼きの食感や見た目、味、香りを再現しているだけでなく、元気の源という亜鉛をウナギよりも多く入れ、滋養強壮に良いとされる山芋も加えている。 毎年夏限定で販売し、完売する人気商品。ただ同社によると、昨年は客から「味が淡泊」「本物よりも軟らかい」という感想が寄せられた。 そのため、昨年よりも身を厚くしてふっくらとした食感にしたり、甘みのあるたれに変えたりして「さらに本物のウナギのか