Appleの最大の委託企業であるFoxconnが、ベトナムに新たな土地を確保したことが明らかになりました。中国本土での生産活動には不確定要素が多いため、サプライチェーンの脱中国化を目指す流れの一環とみられています。 加速するメイド・イン・ベトナムApple製品の生産 iPhoneの組み立てを行うFoxconnが、サイゴン・バクザン工業団地株式会社と東京ドーム約9.62個分に相当する45ヘクタールの土地のリース契約を交わしたことがわかりました。合意額はおおよそ6,250万ドル(約83億6,120万円)で、契約は2057年まで続くとのことです。 Foxconnは昨年8月、すでにiPadやAirPodsの生産を行うバクザン省に、3億ドル規模の新たな生産施設を建設する契約を地元の開発業者と結んでいます。なお、新工場でどの製品が生産されるのかは明らかになっていません。 コロナをめぐる中国の政策に振り