【サンノゼ(米カリフォルニア州)】韓国のサムスン電子は、同社を相手取った米アップルの特許侵害訴訟で、 アップルの言い分に対する反対弁論を開始し、米グーグルに助けを求めた。グーグル幹部は、 自社の基本ソフト(OS)であるアンドロイドの開発にあたりアップルのアイフォーン(iPhone)から一切コピーしなかったと主張した。 情報技術(IT)の両雄であるサムスンとアップル両社間の特許侵害訴訟は6日目に入り、グーグルのヒロシ・ロックハイマー副社長がサムスン側証人として証言台に立った。 同副社長はサムスンやその他スマートフォンメーカー各社が使っているアンドロイドの技術開発を担当している。 同副社長は、アップルが2007年にアイフォーンを導入する以前にグーグルは係争対象となっているソフトウエアの機能の多くを開発済みだったと述べた。 ロックハイマー副社長は「わが社はわが社固有のアイデンティティー(独自性)