カスペルスキーは11月4日、Android端末のセキュリティにおける危険性を同社のブログ「Kaspersky Daily」で解説している。 ブログでは、ケンブリッジ大学の研究を紹介。大学では、Androidのセキュリティを調査し、メーカー各社のスマートフォン2万台以上を分析した。その結果、Androidデバイスの87.7%が、少なくとも1件の深刻な脆弱性の影響を受けることが判明した。 ケンブリッジ大学の研究者グループは、Androidベンダー各社のセキュリティレベルを数値化するため、FUMという指標を導入した。 F(free:なし) - テストで深刻な脆弱性の影響を受けなかったデバイスの割合 U(update:アップデート) - 各ベンダーのデバイスで最新バージョンのAndroidが使用されている割合 M(mean:平均) - 各ベンダーのスマートフォンに存在するパッチ未適用の脆弱性の平均