Adobe Flash Playerがセキュリティの問題などから2020年末に終了することが発表され、Flashで作られたゲームなどのコンテンツをなんとか次世代につなげようという試みがいくつか出てきています。 それらの中でも注目を集めているのが、ブラウザ上で動くFlashエミュレータRuffleです。 ruffle.rs Ruffleはユーザーがブラウザの拡張機能やデスクトップアプリとして利用可能なほか、Webサイト管理者側がWebサイト側に設置すればユーザーが特に何もしなくてもFlashコンテンツを再生することが可能です。 つまり、ユーザーかWebサイト管理者側のどちらか一方が導入していれば、Flashコンテンツを再生することができます。 開発は急速に進められており、多くのFlashアニメーションが再生可能なだけでなく、最近では「くまのプーさんのホームランダービー!」「ハム将棋」などの人
先日Adobeが終息計画を発表したFlash Playerだが、オープンソース化を求める請願運動がGitHubで持ち上がっている(open-source-flash、 InfoWorldの記事)。 請願運動のリポジトリを作成したのはWeb開発者のJuha Lindstedt(pakastin)氏。Lindstedt氏はFlash Playerの配布や更新をAdobeが終了することに異存はないとする一方、Flashはインターネットの歴史で重要なものの一つであり、Flashがなくなれば将来の世代は過去のコンテンツにアクセスする手段がなくなってしまうと主張する。 Flashを保存する試みは既にいくつかのプロジェクトで行われているが、Flash自体がクローズドソースであるため完成には至っていないという。Flashの仕様をオープンソース化することで、過去のFlashコンテンツが生き続けるだけでなく、
HTML5やUnityなど、Flashの代替となりうるプラットフォームが登場・普及しつつあるが、とあるFlashゲーム開発者によると、次に注目したいのは「OpenFL」だという(GAMASUTRA、slashdot)。 OpenFLはオープンソースで開発されている、FlashのAPIとほぼ互換性のある開発環境。マルチプラットフォーム対応のコンパイラ「Haxe」の技術を使い、デスクトップからモバイルまでさまざまな環境で動作するアプリケーションを単一のソースから生成できる。 15年間に渡ってFlashを使ってゲーム開発を行っているLars Doucet氏は、「はっきり言えばFlashは死にかけている」と主張している。その殺人犯はサポートを見捨てたAdobeだという。 Flashからの移行先となりうるプラットフォームにはいくつかがあるが、Unityは人気があるもののライセンス料の問題があり、また
「Flashをオープンソース化できない主な理由は、H.264のようにアドビが所有していない技術が含まれているから」と説明するのは、アドビシステムズでオープンソース担当ディレクタのDave McAllister氏。 McAllister氏が自身のブログにポストしたエントリ「Following the open trail. 」で、こう説明されています。 The main reason we can't release Flash Player as open source is because there is technology in the Player that we don't own, such as the industry standard hi-def video codec, H.264. われわれがFlash Playerをオープンソースとして公開できな主な理由は、Pl
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