米政府による情報収集活動の実態を暴露した中央情報局(CIA)のスノーデン元職員=米司法当局が情報漏えいなどの疑いで訴追=が、一時亡命中のロシアで米NBCテレビのインタビューに応じた。自らの仕事について、「訓練を受けた(米国の)スパイだった」などと述べたほか、「家に帰りたい」と現在の心境も打ち明けた。 インタビューは、元職員が滞在中のモスクワ市内で行われ、28日に米国で放送された。元職員は「伝統的なスパイ訓練を受けた。海外に潜伏し、別の職業に就いているように振る舞い、偽名も与えられていた」などと主張。「当局が私のことを、ただのシステム管理人と呼ぶのは間違っている」と述べた。