数カ月前、小学2年生になった長男を助手席に乗せて買い物に出かけたときのことです。信号待ちをしていると、「みんな、よう引っ越ししてんやな」と長男が言います。前に止まっていたトラックが、引っ越し業者のものでした。それが、その日家を出てから10分弱の間で2台目に見た引越トラックだったのです。 そうだねと答えつつ、春とはいえ、こんな田舎で1日に何度も引っ越しトラックに出会うというのは、確率としてどんなものだろうと疑問が頭をかすめました。 そんな思いを知ったかのように長男が、「引っ越しって、何人くらいがしてんかな」と尋ねるのです。うーん、何人くらいやろ、口ごもりつつ、ここは父親の威厳を保たねば、などと思い、車を運転しつつ、口頭でおおざっぱな試算をしたのです(せっかくですから、あなたもいかがですか)。 「生活者起点」で推測する 生活者起点の推測と自分なりに呼んでいる、ぼくがそのときに取った計算方法につ
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