育児や家事と仕事を両立する「イクメン」人口が着実に増加する中で、そういう従業員を理解・応援し、環境整備に注力する「イクボス志向」の男性も増えつつあります。ただ、ロールモデルが少ないだけに、どのように行動すればいいのかと悩む人も多いようです そこで、NPO法人ファザーリング・ジャパン代表で、自らもイクボス経験を持つ安藤哲也さんにインタビュー。「イクボス」になるための心構えや工夫、コツのほか、これからの日本にイクボスの存在が必要不可欠である理由などを伺いました。 ※「イクボス」とは…男性の従業員や部下の育児参加に理解のある経営者や上司(男女含む)のこと。積極的に子育てをする「イクメン」を職場で支援するため、育児休業取得を促すなど、仕事と育児を両立しやすい環境の整備に努めるリーダー。 NPO法人ファザーリング・ジャパン代表 安藤哲也さん 1962年生まれ、現在3児の父。出版社3社を、書店の店長、