超党派の国会議員グループ「原発ゼロの会」は7日、メンバーが選挙公約に掲げる原発依存度ゼロを示すマークにクラゲを採用すると発表した。クラゲは先月、関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町)がフル稼働する直前に取水口近くの海に大量発生。世話人の阿部知子氏(社民)は「まるで自然界の抗議のように出力上昇を妨害した」としている。 会の趣旨に賛同している脚本家の倉本聰さんが発案した。福島県在住の小中学生を対象に、8月3日締め切りでマークのデザインを募集済み。集まった53作品の中から倉本さんを交えて選考を進め、同月下旬に公表することにしている。