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ブックマーク / samepa.hatenablog.com (9)

  • 『竜とそばかすの姫』感想 『サマーウォーズ』の弔い合戦、『ぼくらのウォーゲーム!』の更新 - さめたパスタとぬるいコーラ

    これまでの細田監督のオリジナル長編映画で一番よかったです。 見終えてまず、ようやく細田作品で『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』のインターネット描写が更新された、との感慨を覚えました。 『サマーウォーズ』公開時、演出のキレに圧倒されつつも、「釈然としない」気持ちが残ったのをよく覚えています。作品の大筋が『ぼくらのウォーゲーム!』と似通っていること自体はマイナスとは思っていません。「エヴァ」の新劇場版シリーズや新海監督の『君の名は。』のように、過去作の要素に別のスパイスを足して復刻する試みは、悪いことではない。しかし『サマーウォーズ』では、インターネットを巡る描写が『ぼくらのウォーゲーム!』に比べ単純に後退しているようだったのが引っかかりました。 『ぼくらのウォーゲーム!』の最も気に入っている点は、ネット民を「ありがた迷惑な存在」として描いたことでした。外野からの身勝手な声援は

    『竜とそばかすの姫』感想 『サマーウォーズ』の弔い合戦、『ぼくらのウォーゲーム!』の更新 - さめたパスタとぬるいコーラ
    soylent_green
    soylent_green 2021/07/18
    細田作品の過去の集大成的な感じなので新海誠の『君の名は。』にあたる作品なのかなと思わないでもなかった
  • 「名匠・出崎統監督を語ろう」練馬アニメカーニバル2019に行ってきた - さめたパスタとぬるいコーラ

    練馬アニメカーニバルで11月16日に開催されたイベント「名匠・出崎統監督を語ろう」に行ってきました。 まずテレビ版『エースをねらえ!』最終話と、『ブラック・ジャック(OVA)』3話「マリア達の勲章」を上映。続けてトークショーが行われ、プロデューサーの丸山正雄さん、アニメーション研究家の原口正宏さん、声優で『源氏物語千年紀 Genji』に出演した遠藤綾さん、進行役として書籍『ハーモニーという世界~アニメが名画になる瞬間』の編集者・菊地武司さんらが登壇しました。 寝坊して出崎監督イベント危うく間に合わないところだった。 pic.twitter.com/sQz3WsU6jZ — さめぱ (@samepacola) November 16, 2019 焦った 遅刻しそうになりながら早足で撮ったのでピントがボケてる 上映された作品はどちらも初見で、非常に楽しめた。隣に幼稚園か小学校低学年くらいの女の

    「名匠・出崎統監督を語ろう」練馬アニメカーニバル2019に行ってきた - さめたパスタとぬるいコーラ
  • エウレカに裏切られたあなたが『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』を観ないという不幸 - シン・さめたパスタとぬるいコーラ

    『ポケットが虹でいっぱい』でエウレカに裏切られた人。『エウレカセブンAO』でエウレカに裏切られた人。『ハイエボリューション1』でエウレカに裏切られた人。その人達に『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(以下、ANEMONE)』を観てほしい。 予告編 こちらは続編『EUREKA』の感想 映画『ANEMONE』は間違いなく傑作だ。エヴァンゲリオン新劇場版シリーズ……ほどとまでは宗教上の理由で言えないが、そんなタイトルを引き合いに出したくなるほどの傑作がひっそりと上映3週目を迎えようとしている。 初対面のエウレカファンに「一体エウレカの何が好きなんですか?」と喧嘩腰で尋ねて回る程度にはエウレカアレルギーだった私が三度劇場に足を運び傑作認定をした『ANEMONE』をあなたも観るべきなんだよな。 — さめぱ (@samepacola) November 22, 2018 正直

    エウレカに裏切られたあなたが『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』を観ないという不幸 - シン・さめたパスタとぬるいコーラ
    soylent_green
    soylent_green 2018/11/25
    うーん
  • 『UFO学園の秘密 Part0』感想:『仏陀再誕』ほどではない - さめたパスタとぬるいコーラ

    公開初日にユナイテッドシネマとしまえんで観てきました。 ・『仏陀再誕』や『ファイナルジャッジメント』のときは映画館前に来ていたハピネス・リアリゼーション・パーティの選挙カーが今回は見られず残念。 ・今作は山奥の全寮制の高校が舞台。『金田一少年の事件簿』だったら連続殺人が起こりそうな閉鎖的な空間。廊下にさとうふみやイラストの「いじめかっこ悪い」的ポスターが貼られている。 ・習い事は校則で禁止されている。にも関わらず校内では「天才塾」と呼ばれる学習塾にこっそり通っている生徒たちがいると噂になっていた。ホームルームで教師が塾に通っている生徒がいることに激怒していて、閉鎖的な学校で怖いなと思ったが、ストーリーが進むと「天才塾」が悪い宇宙人(レプタリアン)による洗脳機関であることが分かってくる。学校の閉鎖性が肯定されるような描写に戸惑う。 ・主人公達・チームフューチャー(超平和バスターズみたいなもの

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    soylent_green
    soylent_green 2015/10/11
    こういう映画見に行くのさめぱの人か柳下毅一郎氏かくらいしか思いつかないわー
  • 細田守は嘘をつく:『おおかみこどもの雨と雪』感想 - さめたパスタとぬるいコーラ

    『バケモノの子』があまりに『サマーウォーズ』で感じたガッカリを思い起こさせる内容だったため、3年ぶりに観た『おおかみこどもの雨と雪』の感想を書く。『おおかみこども』は『サマーウォーズ』や『バケモノの子』に比べ、話の筋がすっきりまとまっている上、偽善的で優しくキラキラした世界観が美しく描かれている。 さっそく偽善的と書いてしまったが、細田守の映画はとにかく胡散臭いのだ。以前、細田作品に不満を持つ人間のことを、映画評論家の宇多丸氏は以下のように分析していた。 細田作品ならではの拒否反応を示す人は、なんか激烈なんですよね。俺は認めない、許せん!みたいな人が結構いるのは、これまで言ってきたディテールじゃなくて、もっと根的なところに質がある気がするわけです。 僕の仮説はこうです。細田さんの作品の根底には健全性がぶっとく流れている。言い換えれば世界への肯定感がある。細田さんはずばり、公共のために作

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  • 『蒼きウル』再始動!!山賀監督などが登壇したイベント簡易レポ - さめたパスタとぬるいコーラ

    昨日阿佐ヶ谷LOFTで行われた小林治さん主催のイベントで、 なんと山賀監督の口から『蒼きウル』の制作が発表されました。 詳細は日の東京国際アニメフェアで発表されるそうです。 ・ガイナックス企画「蒼きウル」が再始動!キャラクターデザイン&コミカライズに貞義行、監督に山賀博之 エヴァ緊急ニュース ・蒼きウル - Wikipedia ・東京国際アニメフェア2013(ブログ更新時点では何も情報無し) 『蒼きウル』以外の話題については以下のtogetterがよくまとまってました ・アニメーション監督・山賀博之 - Togetterまとめ イベントの登壇者は小林治さん、山賀博之さん、 貞義行さん、村田蓮爾さん……。 この上、飛び入りで赤井孝美さんに武田康廣さん。 参加しておいて言うのもなんですが、異様な豪華さ。 ・「コバヤシオサムのアニメ道」イベント告知ページ 『ウル』といえば、ガイナックスの代

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  • リトルウィッチアカデミアとインフェルノコップと今石監督の新作 - さめたパスタとぬるいコーラ

    『グレンラガン』、『パンスト』以降、ガイナはなんだか存在感が薄くなり、ごそっと抜けてスタジオトリガーを作ったそれまでのメインスタッフも、外部からは何をやってるんだかよくわからない状況が続いていました。 今石さんが『ブラックロックシューター』でサンジゲンと組んで面白いことをやったり、ゲームプロジェクトクロスゾーン』でトリガーがOPを担当したりはしてましたが、『グレン』と『パンスト』が大好きだった身としては、はやくあれだけボリュームのある新作が観たいというのが正直なところでした。 そんな思いにようやく応えてくれたのが、現在劇場公開中の『リトルウィッチアカデミア』。 監督・キャラデザは吉成さん。文化庁とJAniCAが若手アニメーターの育成を主目的に実施している「アニメミライ」なるプロジェクトの一環で制作されました。 アニメミライ公式ホームページ Wikipedia - アニメミライ(若手アニメ

    リトルウィッチアカデミアとインフェルノコップと今石監督の新作 - さめたパスタとぬるいコーラ
    soylent_green
    soylent_green 2013/03/10
    『リトルウィッチアカデミア』おもしろかった。あれテレビシリーズで見たいなあ
  • 『ヱヴァQ』感想 シンジ君は『Q』で底を打ちました - さめたパスタとぬるいコーラ

    初日に二回観てきました。これは荒れるでしょうね。でも、このシンジ君像は画期的ですよ。 初見時は自分が何を観せられているのかよく理解できず、感想を保留としましたが、二回目を観ながら、これって実は凄いことをやっているのではないかと思うようになりました。 ネタバレを避けて感想を書くのは至難であると思いますが、あえて言うなら「全く違うことをやっている」ということです。ある意味旧劇場版くらい画期的なことをやっている。その点において大いに評価したい作品です。次回の完結編は凄いことになりそうですね。 以下ネタバレ ■どこが違うか 既存の「エヴァ」の「破壊」を目指して制作された新劇場版『破』ですが、鶴巻監督のインタビューでは、結局旧シリーズの構造に引き寄せられた部分もあったと愚痴る場面が見受けられました。それに比べ『Q』はよくもまあこれだけ「脱・旧シリーズ」できたものだと感動しました。 はじまってまず目に

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  • エヴァQアスカ最強の萌えポイント - さめたパスタとぬるいコーラ

    【WARNING】 ネタバレ注意 【WARNING】 ネタバレ注意 【WARNING】 4回目の鑑賞で気がつきました。 アスカ、最後にシンジのエントリープラグのハッチをあけに来ますよね? あそこのアスカ、「肩で息をしている」んですよ!! この意味が分かりますでしょうか?これは、アスカがシンジの安否を心配して走って来たということです!! 一旦シンジのプラグから出た後にもう一度プラグを登って来ますが、そのときには息は上がってないのです。これはプラグにたどり着くまでに息が乱れたと見て間違いないでしょう! 僕は新劇場版の式波アスカよりもテレビ版&旧劇場版の惣流アスカ派でしたが、『Q』で描かれたシンジに辛くあたりつつもどこかシンジに甘いアスカにはキュンキュン来ました。 そりゃマリも「せめて姫は助けろ」とか言いますよ。アスカはきっと14年間マリにことあるごとに「いやあ、あの時のバカシンジにはイライラさ

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