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2013年10月18日のブックマーク (4件)

  • 「90年代みたいな夢はもう辿れない」横山健のシビアなシーン分析と、レーベルが目指すもの

    PIZZA OF DEATH RECORDSを運営する横山健が混迷する音楽シーンに対し、インディーズの視点から提言を行うロングインタビュー後編。前編ではCDが売れない現状と、その中でレーベルやレコード会社が担う役割までを語った。後編では、今のミュージシャンが置かれた状況をシビアに分析するとともに、自身のレーベルが目指す方向性を明かした。聞き手は音楽ライターの石井恵梨子氏。(編集部) 前編:横山健が語る、これからのレーベル運営術「そもそもレコード会社なんてのは隙間産業なんだ」 ――ライブの動員、物販の売上は好調なバンドが多いですよね。 横山:うん、物販とライブはすごくいいの。やっぱりツアーバンドにとって物販は生命線で。ライブがカッコよければみんな足を運んでくれる。なぜならCDや書籍はコピーが利くけど、体験ってコピーできないから。だからCDが売れないバンドでもライブでっていくことができる。で

    「90年代みたいな夢はもう辿れない」横山健のシビアなシーン分析と、レーベルが目指すもの
  • 横山健が語る、これからのレーベル運営術「そもそもレコード会社なんてのは隙間産業なんだ」

    90年代、Hi-STANDARDのギター・ボーカルとしてパンクブームを牽引した横山健。現在はBBQ CHICKENSやソロ名義のKen Yokoyamaとして活動をするだけではなく、PIZZA OF DEATH RECORDSの代表取締役社長として、若手バンドの発掘・育成にも力を入れている。今やインディーズ界のトップランナーとなった彼は、混迷する昨今の音楽シーンについてはどのように捉えているのだろうか。ロングインタビューの前編では、CDが売れない現状と、その中でのレコード会社が担う役割まで、ざっくばらんに語ってもらった。聞き手は、3年前にもレーベル運営について横山健に取材した経験を持つ、音楽ライターの石井恵梨子氏。(編集部) ――以前、音楽業界が危機的状況だ、我々はこの先がない斜陽の産業にいるんじゃないか、という話をしたのが2010年の夏でした。 横山:もう3年前なんだ。当時はほんと「この

    横山健が語る、これからのレーベル運営術「そもそもレコード会社なんてのは隙間産業なんだ」
  • 驚異の4000%成長! タワーレコードのオンライン事業に何が起きたのか

    売り上げ成長は4000% 稼働から間もなく1年を迎える新たな顧客管理システム。既に成果は出ているのだろうか。直近の2013年8月の売り上げを見ると、全体の4割がUnicaにかかわるものだという。また、新システム導入以降、キャンペーン売り上げが4000%伸びているそうだ。 この間に実施した主なキャンペーンは、「バースデーキャンペーン」と「リーセンシーキャンペーン」の2つ。リーセンシーとは、最後の購買からの経過時間のこと。タワーレコードでは、顧客データを分析したことによって、30日以内に購買があると離反率が下がるということが判明。そこで30日間購買がない顧客、60日間購買がない顧客、90日間購買がない顧客というセグメントに分け、30日以上購買がなかった顧客に対して、割引クーポンなどのキャンペーンメールの送付を開始した。これによってフリークエンシー(特定期間内の累計購入回数)が上昇したのだという

    驚異の4000%成長! タワーレコードのオンライン事業に何が起きたのか
  • 「ももクロぴあ」は「印刷6万部」……実は「10万部」 虚偽報告をぴあが謝罪

    ぴあは10月17日、同社の社員が出版物の印刷部数を印税の支払い先に過少に報告していた不祥事があったことを明らかにした。印刷部数は印税支払い額の根拠になるもので、同社は「ご期待、ご信頼をお寄せ頂いている皆様に対し、深くお詫びを申し上げます」と謝罪。矢内廣社長らの処分も発表した。 同社によると、「ぴあMOOK」シリーズの1冊として今年7月2日に発行した、アイドルグループ「ももいろクローバー」のムック「ももいろクローバーZ責任編集『ももクロぴあ vol.2』」(980円)について、実際の印刷部数は10万部だったのに、「6万部」と虚偽の報告をした。9月初旬、印税支払い先のスターダストプロモーションからの問い合わせで判明したという。 特別調査委を設置して調べたところ、社員による着服やほかの出版物での虚偽報告は見つからなかったが、就業規則違反として降職・配置転換とし、矢内社長の報酬月額を3カ月10%カ

    「ももクロぴあ」は「印刷6万部」……実は「10万部」 虚偽報告をぴあが謝罪