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ブックマーク / bookscanner.hatenadiary.org (4)

  •  ダミーを追う日本 - bookscanner記

    日の要約: 「アメリカの後追いでない取り組みをする必要がある」と言ってみたけど、とりあえず、「後追い」。しかもダミーを追ってしまっているような感じ。 しつこいようだけど、今日もスタートは、こちらのページの、”大学図書館等ワーキンググループ”の第14回目。 ワーキンググループの最終回であった第14回に、次のような会話がなされている。 近年グーグルなどによるアーカイビングの動きがあるが、図書館はそれに振り回されているようにも見える。アメリカ図書館等と連携をとりつつ、大学図書館がイニシアチブをとって学術情報流通に関わっていく必要がある、という点を(報告書の)「おわりに」(という章)に入れられないか。 これに対して、以下のような反論がなされた。 事実認識として、アメリカではむしろ図書館がイニシアチブをとって、グーグルなどを利用しているという側面もある。振り回されているのは日の大学図書館だけの

     ダミーを追う日本 - bookscanner記
  •  やっぱり、「アナロジー(類推)で考えてはいけない」のかも - bookscanner記

    日の要約: 電子化する目的ってのは、大きく分けて3つあって、保存目的、閲覧目的、「を読む」目的。そんで、3番目の目的を理解するためには、「アナロジー(類推)で考えてはいけない」*1可能性が高い。 過去2回に引き続き、今日もスタートは、こちらのページで、”2−3.研究環境基盤部会 学術情報基盤作業部会 大学図書館等ワーキンググループ”の第1回目。 まずは、この発言。 保存媒体としての紙は長年の実績があり、資料保存の保険的側面からの条件を満たしている。また、保存媒体については、物理的観点のみでなく、研究者の紙媒体に対する研究パターンや志向性も踏まえて対応する必要もある。したがって、全面的な資料の電子化には反対である。 「保存目的」(その名の通り、大切にとっておくため、だと火事で燃えちゃうから、電子化したりすること)と「閲覧目的」(その名の通り、みんなで見るため、だと一人が借りてると

     やっぱり、「アナロジー(類推)で考えてはいけない」のかも - bookscanner記
  • bookscannerの日記 [電子化の先] 本の電子化の「あちら側」

    とりあえず、詳細は徐々に紹介していくとして、お題だけでも提示しておく。 お題:を電子化して何すんの? ネットで公開されるので、例えば家にいながら、が見える。あらっ、便利。 一人旅に行くのに、五木寛之の小説を全部持っていったら大変だけど、電子端末に入れておけば、お手軽。 図書館が火事になったら、全部燃えちゃう。だったら、電子化しておいて、別の場所で保管。安心。 「なか身」が検索できるので、意外なに出会う。こんなところでも、ひそかに言及されていたのか!感動。 「なか身」が検索されたので、が売れた。ラッキー。 全文検索で、そのキーワードが載ってるをピックアップ。屋へのリンクを貼って、広告収入。儲かった。 いろいろとネットで調べいるけど、「すごい、Amazon!」「すごい、Google!」って記事は多いけど、だいたい上に挙げたような、「こちら側」の話が多い。「あちら側」を詮索しているの

    bookscannerの日記 [電子化の先] 本の電子化の「あちら側」
  •  日本には多くの埋没画像があるらしい - bookscanner記

    日の要約: 日には多くの埋没画像があるらしいが、米国で進行中の「を読む」作戦から考えると、2ステップ遅れている。 しばらく、日の電子化状況と、日政府が考えている米国の電子化事情を紹介する。 日の文部科学省に、科学技術・学術審議会というのがある。 何をしているかというと、 文部科学大臣の諮問に応じて、科学技術の総合的振興に関する重要事項及び学術の振興に関する重要事項を調査審議し、又は文部科学大臣に意見を述べる ということをしている。(参照) 上記引用文中の、「又は」という言葉使いがとても気になるが、それはさておき、要するに、大学図書館とかが今後どうしようか考えているグループである。 そのグループの一部が、『学術情報基盤の今後の在り方について』という報告書を、提出している。その62ページにこんなことが書いてある。 (ウ)電子化の新たな波への対応 海外の情報検索サービス業者等と大

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