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2015年2月24日のブックマーク (1件)

  • 「方丈記」の大地震跡、京大が発見 東山の植生に影響か:朝日新聞デジタル

    平安末期に京都を襲った大地震で起きたとみられる土砂崩れの跡を京都大防災研究所の釜井俊孝教授(応用地質学)らが京都・滋賀の東山で見つけた。地震の惨状は「方丈記」や「平家物語」などに描かれ、今回は記述を具体的に裏付ける珍しい発見。東山一帯の山林はその後荒廃し、マツタケがはえるアカマツなどの植生にも影響したようだ。 この地震は、壇ノ浦で平家が滅んで間もない1185(元暦2)年に起き、京都を中心に大きな被害が出た。規模は推定マグニチュード7・4。琵琶湖西岸の活断層の一部が動いたと見られている。 当時京都で暮らしていた鴨長明(1155~1216)は「山は崩れて、川を埋め」「地が動き、家が壊れる音は雷と同じだ」と方丈記で描写。方丈記では大火事や飢餓などの災厄を取り上げ、人の営みを川面の泡のようだと無常観をつづっているが、地震こそ最も恐れなければならないものだと指摘した。平家物語も「大地さけて水わき出(

    「方丈記」の大地震跡、京大が発見 東山の植生に影響か:朝日新聞デジタル