2008年12月18日、四川省雅安市で人里に下りてきた野生のパンダ1頭が、民家の飼い犬の鳴き声に驚き、数時間も木の上に登ったままになるという騒動が起きた。29日付で四川オンラインが伝えた。 【その他の写真】 野生のパンダが雅安市宝興県の村に現れたのは18日午前9時ごろ。村民の宋興文(ソン・シンウェン)さんが豚に餌をやろうと外に出てみると、近くの竹やぶを1頭のパンダが歩いていた。驚いた宋さんは村の幹部に連絡し、パンダを尾行。だが、宋さん宅の飼い犬が何かを感じたのか、突然大声で吠え始めた。 驚いたパンダは大急ぎで木の上に。これに慌てた宋さんは仲間を呼んでパンダ救出作戦を始めた。村人達は布団と縄を使って万が一の為の安全ネットを作成、砂糖入りのお粥などの「ごちそう」でパンダを誘惑した。ところが当のパンダはどこ吹く風。のんびりとあくびをするなど愛嬌たっぷりに振舞い、村人達を和ませた。 結局、村幹部の