9月23日、小泉進次郎新環境相も出席した国連の「気候行動サミット」。 「私たちは絶滅にさしかかっているのにあなたたちが話すのは金のこと」「あなたたちは悪だ」「決して許さない」と大演説をぶったスウェーデンの16歳の少女、グレタ・トゥーンベリさん。 周囲を睨(にら)みつけるあの表情、実に嫌な感じがした。 が、そういうことは指摘もしにくいし、大メディアは一切報じない。どころか、朝日などは社説で持ち上げる始末だ。 『週刊新潮』(10月10日号)が、まさに大方の大人が感じたであろう違和感をズバリ指摘。これが『新潮』だ。 「世界が賞賛する16歳の活動家『グレタさん』への違和感」。 共感する読者も多いだろう。 呉智英さん(評論家)の意見。 〈「仮に人間の生活が化石燃料を軸とするものから、クリーンなエネルギーによるものに変われば、そこに莫大(ばくだい)な利権が生まれます。たとえグレタさんが純粋な気持ちで活