【長文です】 1995年3月20日に起こった地下鉄サリン事件…オウム真理教が起こした未曾有のテロでした。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、今もなお、PTSDなどの後遺症で苦しむ方々の症状が少しでも改善しますようお祈り申し上げます。...
【長文です】 1995年3月20日に起こった地下鉄サリン事件…オウム真理教が起こした未曾有のテロでした。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りすると共に、今もなお、PTSDなどの後遺症で苦しむ方々の症状が少しでも改善しますようお祈り申し上げます。...
北九州市の特定危険指定暴力団「工藤会」が合わせて4人の市民を拳銃や刃物で襲って死傷させた事件で、殺人などの罪に問われていた組織のトップに対し、福岡地方裁判所は「首謀者として関与していて極刑を回避すべき特段の事情は見いだせない」などとして死刑を言い渡しました。指定暴力団のトップに死刑判決が言い渡されたのは初めてとみられます。 特定危険指定暴力団「工藤会」は平成10年から26年にかけて北九州市や周辺の地域で漁協の元組合長を射殺したほか、元警察官や看護師ら3人を拳銃や刃物で襲う事件を相次いで起こしました。 警察は「壊滅作戦」と呼ぶ徹底的な取締りを行って組織のトップで総裁の野村悟被告(74)を逮捕し、検察は殺人などの罪で起訴しました。 これまでの裁判では「トップの指示があったかどうか」が争われ、実行役への指示などを示す直接的な証拠がない中、検察は被告が犯行の首謀者だとして死刑を求刑したのに対し、被
ベンチャーキャピタルANRIに所属し、フェミニストとして活動されている江原ニーナ氏がTwitterで「小田急線刺傷事件」に関連して、このように述べている。 要約すれば「小田急線刺傷事件が”フェミサイド”であるかどうかは、被害の範囲のみによって決められるべきではない。”フェミサイド”であることを否定しようとする人間の何を語ろうとしないかを見極めるべき。」という主張である。 (以下用語説明) *ベンチャーキャピタル・アンリ → ベンチャーやスタートアップなどと呼ばれる新興企業に投資を行う会社であり、国内最大のシードファンド(300億円)を誇るアンリ社の代表「佐俣アンリ」氏は、意識の高い若者からも支持を受けている人物でもある。 https://diamond.jp/articles/-/244946?page=2 *フェミサイド → 広義には女性を対象にした殺人事件のこと。特に「ジェンダーに基づ
東京 世田谷区を走行中の小田急線の車内で乗客が切りつけられ10人がけがをした事件で、逮捕された36歳の容疑者は「自分の不幸は周りのせいだと考えるようになり幸せそうな人を見ると殺したかった」などと供述していることが分かりました。 6日の夜、東京・世田谷区の成城学園前駅付近を走行していた小田急線の車内で乗客の男女10人が刃物で切りつけられるなどしてけがをし川崎市多摩区の職業不詳、對馬悠介容疑者(36)が殺人未遂の疑いで逮捕されました。 防犯カメラの映像などから對馬容疑者は乗客に切りつけたあと料理用の油を車内にまいて火を付けようとしたことが分かっていますが、捜査関係者によりますと「自分の不幸は周りのせいだと考えるようになり幸せそうな人を見ると殺したかった」などと供述しているということです。
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わずか7歳で命を奪われた本郷優希(ゆき)ちゃん。 母親の本郷由美子さん(55)は、20年前の大阪教育大学附属池田小事件で愛する娘を失いました。 事件直後は、みずから命を絶とうとも考えたという本郷さん。そんな中で知った「ある事実」に、その後の人生を支えられることになります。 それは、現場検証で分かった優希ちゃんの最期です。優希ちゃんは、致命傷を負いながらも、教室を出て廊下を歩いていたのです。その距離、本郷さんの歩幅で68歩、39メートルありました。 娘は最期に何を思ったのか。本郷さんは、毎日のように廊下に通い続ける中で、やがて「生きることの尊さ」というメッセージを受け取ってゆきます。 本郷さんは、このメッセージを原動力に、事件や事故などで家族を失った人たちに寄り添う活動を始めます。そして、去年11月、長年の念願を実現します。 「人を支えることで、自分も支えられている」 娘の“最後の68歩”を
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「加藤が味わった孤独分かるような気がする」「生き方、考え方に共感する」 インターネット掲示板やSNS上では、秋葉原無差別殺傷事件から10年がたった今でも、加藤智大死刑囚(35)の当時の境遇に共感や理解を示す書き込みが絶えない。 共感をツイッターでつぶやいた熊本県の30代の自営業の男性は、東京高裁判決で「母親から虐待とも評価され得る不適切な養育を受けた」とされた加藤死刑囚に自分を重ねたという。「私も母親から全てを否定されて育ち、ものすごい劣等感を背負って生きている」。その感情が、生きづらさにつながっていると感じる。 10代後半で軽度のうつ病と診断されて薬物治療を受けた。その後もたびたびうつ症状に苦しみ、人間関係に悩むことも多い。「友人はいるが、付き合いにはものすごい緊張感が伴う。嫌われるかもしれないと思うと、本音を話すことはできない」と話す。「気兼ねなく本音をはき出せるのは、やっぱりネットく
父親は「おとなしい子だったので信じられない」 中国で逮捕された主犯の王亮(犯行時21、以下同)には、共犯の楊寧(23)の逮捕に至る情報提供の協力があったとして無期懲役の判決が下された。また楊には死刑判決が下され、05年7月に刑が執行されている。一方、日本で逮捕された魏巍(ギギ=中国読みはウェイウェイ、23)にも死刑判決が下され、19年12月に刑が執行された。 この事件を取材していた私は、03年8月に逮捕された魏が、犯行への関与を自供した直後の9月16日、中国・河南省にある魏の実家に通訳を介して電話を入れ、息子の逮捕を知らずにいた父親に事件のことを伝えている。 「まさか……。おとなしい子だったので信じられない……。息子から最後に電話を受けたのはもう何カ月も前です。ただ、日本にいる息子の友だちの母親から、うちの子が8月中旬に中国に帰ってくるかもしれないと連絡を受けていました。それなのに帰ってく
和歌山県田辺市の資産家で“紀州のドン・ファン”と呼ばれた男性を、覚醒剤を使って殺害したとして元妻が逮捕された事件で、スマートフォンの位置情報の解析で、元妻が覚醒剤の密売人と同じ時間に同じ場所にいたとみられることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は元妻の認否を明らかにしていません。 3年前、和歌山県田辺市で、会社社長の野崎幸助さん(77)が自宅で急性覚醒剤中毒で死亡しているのが見つかった事件で、警察は、28日、元妻の須藤早貴容疑者(25)を殺人などの疑いで逮捕しました。 捜査関係者によりますと、須藤容疑者は事件前、SNSを通じて覚醒剤の密売人と知り合い、連絡を取っていたとみられるということです。 この密売人はすでに別の事件で摘発されているということで、警察が2人のスマートフォンの位置情報を解析したところ、一部が一致し、2人が同じ時間に田辺市内の同じ場所にいたとみられることがわかったとい
和歌山県田辺市の資産家で、“紀州のドン・ファン”と呼ばれた会社社長の男性が急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、警察は28日、25歳の元妻を殺人などの疑いで逮捕しました。 捜査関係者によりますと、元妻は事件前に覚醒剤の密売人とSNSで連絡をとり、田辺市内で接触したとみられるということです。警察は、元妻の認否を明らかにしていません。 3年前、和歌山県田辺市の会社社長で“紀州のドン・ファン”とも呼ばれていた野崎幸助さん(77)が自宅で急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、警察は28日午前5時すぎ、東京 品川区に住む元妻の須藤早貴容疑者(25)を殺人と覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕しました。 これまでの調べで、野崎さんが自分で覚醒剤を使った痕跡がなく、須藤容疑者が口から摂取させた疑いがあるということです。 また捜査関係者によりますと、須藤容疑者が野崎さんと結婚したあと、スマートフォンで覚醒剤について調べていた
東京・葛飾区の木造アパートで去年火事があり、1人の男性の遺体が見つかった。警察が身元を調べたところ、意外な人物であることが判明した。 亡くなっていたのは中江滋樹氏(66)。 昭和から平成に向かう時代、バブルがはじける前の日本で、投資家・相場師として巨万の富を築いた、知る人ぞ知る人物である。 かつては「兜町の風雲児」と呼ばれ、メディアにも大きく取り上げられたが、違法な資金集めをしたとして絶頂期に逮捕され服役した。 あれから30年以上がたち、時代は令和に。刑務所を出たあとの動向は、ほとんど知られていない。 カネを追いかけ、そして翻弄された男は、下町のアパートで何を思っていたのだろうか。栄光と転落の人生をたどった。 (社会部記者 倉岡洋平) ※敬称一部略 ひげ面に長髪、スーツという姿で、東京・日本橋近くの金融街をかっ歩する1人の男。 昭和50年代に撮影された中江滋樹の姿である。 この頃、中江はま
3月に岐阜市で起きた、ホームレスの渡邉哲哉さん(当時81歳)が襲撃され死亡した事件。加害者は当時、地元の朝日大学の学生2名を含む19歳の少年5人という、未成年の事件で殺人や傷害致死の容疑で逮捕された。 前編である《岐阜・ホームレス殺害事件》少年らの犯行をつぶさに見てきた「生き証人」の告白》では、渡邉さんと生活をともにし、事件当時もずっと一緒にいた“生き証人”であるAさんに、生々しい話をうかがった。 ふたりは3月だけでも少なくとも4度、少年らから投石を受け、その都度110番するために1キロほど離れたコンビニまで走っていた。そして3月25日未明、またも少年たちは石を投げつけ、執拗に2人を追いかけ渡邉さんを死に追いやった。 事件後に警察から渡された便利な通報器 Aさんの話を聞けば聞くほど、「渡邉さんは死なずにすんだ」と思えてくる。警察の対応についても、疑念が深まる。 渡邉さんが命を落とす5日前、
岐阜市で3月、長良川にかかる河渡橋の下で、野宿(ホームレス)生活をしていた渡邉哲哉さん(当時81歳)が、何者かに襲われ死亡した。 新型コロナウィルスの世界的な感染拡大を受け、東京オリンピック・パラリンピックの延期が決まった翌日だった。報道はコロナ一色で、岐阜の「ホームレス殺人」は、大きく報じられることもなかった。 生き証人に話を聞く 世間が注目したのは、その1か月後。4月、地元の朝日大学(瑞穂市)の学生2名を含む19歳の少年5人が殺人や傷害致死の容疑で逮捕された。 5人のうち4人が朝日大学の硬式野球部員と元野球部員(大学中退)で、残る1人も高校時代は野球部所属。全員、高校は違ったが、野球を通じた友人関係だったという。 少年らは事件の夜、橋の下で野宿していた渡邉さんに、石を投げるなどの暴行を加え、うち3人が約1キロにわたって追いかけ、渡邉さんを路上に転倒させ、頭部に強い打撃を与えて死亡させた
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