ブルックスブラザーズのウールのネイビーのブレザー。 比較的安価なセカンドライン「346」のものです。 ちなみに「346」とはNY はマディソン街346番地 ブルックスの住所から名付けられたのだそう。 「1型スーツ」、「ナンバーワンサックコート」という名の型のもの。 所謂「紺ブレ」ですが、これこそが Brooks Brothersによる世紀の大発明。 シェイプがほとんど無いすとんと落ちる寸胴ボディ。 ほんの薄い肩パッドが入っているだけの丸く自然な肩。 段返り3つ釦。袖口2つ釦。パッチポケット。中央フックベント。等など。 これらのディテールの集合体がブルックスブラザーズの生み出した1型スーツ。 1895年に発表されてから今日まで色褪せることなき米国背広の原型。 「初めてのアメリカンジャケット」と呼んで等しい型でありましょう。 ざくっと適当に言い切ってしまえば「野暮ったさの結晶」です。 けれどト