地主さんの相続は、他と比べると少し厄介です。特にのちの面倒ごとに発展しやすいのが底地です。 底地とは、借地権がついている土地のこと。地主さんは底地を、借地人は借地権を持つことになります。 昔は地主さんと借地人さんは顔見知りで、手渡しで地代のやり取りをしていました。しかし現在では銀行振込。顔を合わすこともありません。 そのうえ、何代か相続が繰り返されると、土地への思い入れも少なく、顔も合わせたことのない者同士が、一つの土地の底地と借地権を持つことになるのです。 一度トラブルになると解決が大変です。相続税の支払いを考えるといずれ手放さなければならない可能性も大いにあります。それならば、ご本人が健在のうちに底地を整理して、収益資産に組み換えてみませんか? 財産を受け継いだご家族にとっても、先祖代々の資産を守るという意味でもプラスの結果になるはずです。 関連記事借地権とは?借地人の権利が強い旧法適
「借地権を買い取りたい」「底地を売却したい」とお考えの地主さまは多くいらっしゃいますが、話し合いを慎重に進めなかったことでトラブルが起こってしまうケースは少なくありません。 借地人さんと地主さんは、切っても切れない関係です。 地主さんは借地人さんの建物が建っている限り、その土地を自由に使うことはできません借地人さんは地主さんの許可なしには、建物の建て替えや権利譲渡ができません底地、借地を所有している限り、何か行動を起こすにはお互いの承諾が必要になるのです。 借りている立場である借地人さんは、地主さんよりも立場が弱いと思いきや、平成4年施行の借地借家法施行以前、つまりほとんどすべての土地は、強く借地人さんの権利が認められています。 では、借地人さんや地主さんがその関係を解消したくなったら、どのようにすればいいのでしょうか? 当記事では、借地人さん、地主さん、それぞれの立場から何ができるか、そ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く