ヤマトホールディングスの2018年4~12月期の連結営業利益は600億円台半ばと前年同期の約2倍に急拡大したもようだ。ネット通販の拡大で宅配便の需要増が続くなか、単価もさらに引き上げることができた。人手不足への対応として賃上げで自社ドライバーを増やした結果、荷受けする能力が高まった一方、割高な輸送の外部委託の圧縮で採算改善にもつながった。18年末時点で従業員数はドライバーを中心に5%程度増えた
政府の教育再生実行会議(座長=鎌田薫・早稲田大前総長)は18日、高校の普通科を見直し、複数の学科に細分化することなどの検討を盛り込んだ第11次提言の中間報告をまとめた。IT化やグローバル化に対応できる、多様な人材を輩出する狙いがある。5月にも提言をまとめ、今後は文部科学省が具体的な政策を検討する。 高校は普通科、専門学科、総合学科の三つの区分があり、7割以上の生徒が普通科に通う。中間報告では、画一的な学びが多様な人材の育成を妨げ、学習意欲も低下させている懸念があると指摘し、「学習の方向性に基づいて学科を類型化することなど、普通科のあり方について検討を深める」としている。文系、理系に偏らず、両方の科目をバランスよく学ぶ仕組みもつくりたいという。 また、専門学科は社会や産業界の変化への対応、総合学科は特色の発揮といった課題があるとして、区分の再編についても検討すべきだとした。 普通科を細分化し
取引先に水増し請求させて約1千万円を詐取したとして、警視庁は大手玩具メーカー「バンダイ」(東京都台東区)元社員の宇田津貴志(44)=東京都港区愛宕2丁目=と黒川貴夫(66)=同葛飾区高砂8丁目=の両容疑者を詐欺の疑いで逮捕し、18日発表した。宇田津容疑者は容疑を認め、黒川容疑者は否認しているという。 発表や捜査関係者によると、2人は2013年7~8月、バンダイが発注した東京・お台場にある全長18メートルの「実物大ガンダム立像」のイベント工事代金について、施工業者に水増し請求を指示し、バンダイから業者に支払われた水増し分約1千万円を受け取った疑いがある。当時、宇田津容疑者はバンダイのイベント関連部署のリーダー、黒川容疑者は同部署のOBとして関わっていた。 警視庁は、13年7月から16年11月に同様の手口で計約2億円がだまし取られたとみている。 親会社の「バンダイナムコホールディングス」の発表
ネット上で漫画などを無料で読める海賊版サイトに誘導する「リーチサイト」を運営したなどとして、著作権法違反(公衆送信権の侵害)などの罪に問われた被告の男3人の判決が17日、大阪地裁であった。飯島健太郎裁判官は「際だって大規模で、社会に大きな影響を及ぼした」と述べ、いずれも実刑を言い渡した。 出版業界などへの損害が問題とされるリーチサイト運営の違法性を認めた司法判断は初めてという。海賊版が広がる現状に警鐘を鳴らした形だ。 3人の判決は、リーチサイト「はるか夢の址(あと)」を運営した和宇慶真(わうけまこと)被告(23)と成合太彰(なりあいたかあき)被告(24)にそれぞれ懲役3年6カ月(求刑懲役4年6カ月)と同3年(同4年)、投稿記事の編集などサイトを管理した吉井雄一(よしいゆういち)被告(39)は同2年4カ月(同3年)。 判決によると和宇慶被告らは2016年3月~17年7月、複数の投稿者と共謀し
「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」の新CM「再会篇」に出演するエフゲニア・メドベージェワ選手(左)とアリーナ・ザギトワ選手(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Partners 平昌(ピョンチャン)冬季五輪フィギュアスケート女子の金メダリストのアリーナ・ザギトワ選手と銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワ選手が出演する人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のスマートフォン用ゲーム「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」の新CM「再会篇」が18日、公開された。2人が日本のCMで共演するのは初めてで、ザギトワ選手は、昨年8月に公開されたCM「変身篇」に続き、鹿目(かなめ)まどかをイメージした魔法少女風の衣装で再登場。メドベージェワ選手は暁美(あけみ)ほむらをイメージした魔法少女風の衣装を披露している。 新CMは、梶浦由記さんが音楽を手が
24年経っても、多くの神戸っ子にとって1月17日は特別な日だ。 もっとも私は、当時小学2年生だったし、被害の軽い神戸市西区に住んでいたので、深い思い出はない。震災当日も呑気に幼馴染と学校へ向かっていたところ、電気が止まってつかなくなった信号のもとで交通整理をしていた教師に「何やっとんねん!はよ帰れ!」と追い返されたくらいだ。延々と続く安否情報に飽き飽きしながらも、少しでも明るく振る舞おうとしてくれた大人たちの姿はぼんやりと記憶に残っている。まだ当時は、本当の苦労は知らなかったのだ。 震災のことに関して、むしろ記憶に残っているのは、高校生の時分にインターンシップという名目で遊びに行っていた会社で受け取った「災害対応マニュアル」と書かれた小さな冊子のことだ。 地場のシステム屋が、リクルーティングと宣伝を兼ね社長の気まぐれで夏休みの期間に始めたものだったが、初日に「手の空いたときにでも読んでおい
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