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ブックマーク / agrifact.jp (9)

  • Vol.19 炎上マフィンにも共通する不思議食品しぐさ【不思議食品・観察記】 | AGRI FACT

    科学的根拠のない、不思議なトンデモ健康法が発生する現象を観察するライター山田ノジルさんの連載コラム。驚くべき言説で広まる不思議品の数々をウォッチし続けている山田ノジルさんが今回注目するのは、目下炎上中のマフィンにもしっかり現れていた「不思議品しぐさ」のあるある。作り手が「いいもの」とアピールするその「謳い文句」に注目です。 大炎上した、デザフェスのマフィン 連日「デザフェスのマフィン」で大騒ぎです。東京都目黒区の焼き菓子店が大型イベントに出張販売したところ、体調不良を訴える声がネット上に続出。SNSで広まったため、店が保健所へ連絡すると、厚労省によってリコール対象にしたと公表されたのが、事の経緯です。その危険度は、マックスである「クラス1」。「喫により重篤な健康被害又は死亡の原因となり得る可能性が高い場合」というから、さらに騒動の火が燃え広がっています。 このマフィンの製造過程のどこ

    Vol.19 炎上マフィンにも共通する不思議食品しぐさ【不思議食品・観察記】 | AGRI FACT
  • 第5回「消費されるオーガニックと、料理人の矜持」【分断をこえてゆけ 有機と慣行の向こう側】 | AGRI FACT

    ミシュランガイドに新登場の“グリーンスター”指標2020年12月に発売された『ミシュランガイド東京2021』では、レストランのサステナビリティ(持続可能な取り組み)を評価する指標として新たに「グリーンスター」が導入された。東京では、三つ星を獲得した「レフェルヴェソンス」と「カンテサンス」、サステナブルシーフードの取り組みでも知られる「シンシア」など6店が今回、グリーンスターも併せて取得している。 グリーンスターは家のミシュランガイドでも2020年より追加され、トップシェフの世界でもサステナビリティが大きな潮流になっていることを印象づけるニュースとなった。 この一見「良いこと」に思えるグリーンスターの導入に対して、受賞したシェフから批判的な意見も上がっている。2020年6月に配信されたWIREDの記事によれば、コペンハーゲンの有名店「レレ」のクリスチャン・プリージ氏はグリーンスターの選考プ

    第5回「消費されるオーガニックと、料理人の矜持」【分断をこえてゆけ 有機と慣行の向こう側】 | AGRI FACT
    sterope
    sterope 2023/10/29
  • 第36回「オーガニックはおいしい」というバイアスはどこから生まれるのか(前編)【分断をこえてゆけ 有機と慣行の向こう側】 | AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト

    「オーガニックはおいしい!」という声に対して、「そんなのは思い込みだ。有機農産物と慣行農産物に優劣はない」といった反応が寄せられることがある。個人の意見ならまだしも、企業等が営利目的で「おいしい!」イメージに便乗するような宣伝活動をおこなえば、さらに手厳しい意見があがる。「オーガニック=より優れたもの」というステレオタイプな捉え方には近年、色々な場面で批判が寄せられるようになってきた。2回に分けて実態に迫りたい。 おいしさを決める要素最近では、有機農業と慣行農業を比較したこれまでの研究結果を集めてレビューした「総説論文」の結論を、日語で要約した一覧表がSNSで公開されている(千葉大学園芸学部の深野祐也准教授が作成)。 「有機農産物は健康と環境に良いのか?」 という疑問に対して膨大な既存研究を丹念に収集・整理した総説論文があります(Mazzoni et al. 2022)。結論部分を抄訳し

    第36回「オーガニックはおいしい」というバイアスはどこから生まれるのか(前編)【分断をこえてゆけ 有機と慣行の向こう側】 | AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト
    sterope
    sterope 2023/08/30
  • AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト | ~作る人・食べる人のサステナブルな未来へ~

    寄付 問い合わせ AGRI FACTとは サイトはAGRI FACTに賛同する個人・団体から寄付・委託を受け、農業技術通信社が制作・編集・運営しています

    AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト | ~作る人・食べる人のサステナブルな未来へ~
  • 第1回「人を傷つけないオーガニック」【分断をこえてゆけ 有機と慣行の向こう側】 | AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト

    有機農業を肯定するために、慣行農業を否定する必要はありますか?東京の片隅でオーガニックカフェのマネージャーを10年少々務めたのち、現在は有機農業やオーガニック品の普及支援、イベント企画などに様々なかたちで従事している。週末は郊外で畑を耕すライフスタイル……を夢見つつ、仕事に追われてなかなか辿り着けない日々だ。 初対面の人にこうしたプロフィールを伝えると、「野菜しかべないんですか?」とか、「今日は有機の事じゃなくてすみません」とか言われたりするが、そんなことはない。何でも出されたものはありがたくべている。ただ、どちらかといえば、「自然派」には属しているのだと思う。 人を傷つけるオーガニック通常、有機農業やオーガニック事業に携わる人は、それらが如何に魅力的で先進的であるかということを熱心に発信することが多い。環境、健康、安全などあらゆる側面から、これこそが持続可能で未来志向のソリューシ

    第1回「人を傷つけないオーガニック」【分断をこえてゆけ 有機と慣行の向こう側】 | AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト
    sterope
    sterope 2021/10/25
  • 学校給食を有機に!というトンデモ(前編):11杯目【渕上桂樹の“農家BAR NaYa”カウンタートーク】 | AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト

    渕上さんの元に届いた1通のWEBチラシ。その内容は「長崎県の学校給を有機に!」という署名を求めるものでした。有機野菜を通じて子供たちが生産現場を学ぶきっかけになる分には悪くないでしょう。ところが、中身を追っていくと驚きのトンデモが現れてきました。このことで最終的に県庁にまで足を運んだ渕上さんの顛末です。 県の学校給を有機に! 「有機は慣行と違って安全だから」私の元に「長崎県の学校給を有機に!」という署名を求めるWEBチラシが回ってきました。 うんうん、有機野菜、いいですよね。 子供たちが生産の現場を学ぶ良いきっかけになるかもしれませんね。 と、思って中身を見てみると…… 「農薬! 除草剤! 子供が体調不良になる原因って?」「アトピー・肌荒れ・アレルギー・発達障害・落ち着きがない子・キレやすい子・ぜんそく・イライラ・風邪を引きやすい、その原因、べ物にあるかも?」「日は農薬使用量が多

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  • どんと来い、トンデモ村人(後編):9杯目【渕上桂樹の“農家BAR NaYa”カウンタートーク】 | AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト

    私は農業をテーマにしたバーを経営しています。職業柄、色々な農園とつながりを持つこともあるのですが、特に印象的なできごとがありました。まるで一昔前のTVドラマ「トリック」のような奇怪な体験を前回に引き続きお話しします。 前回のあらすじ「長崎を世界一のオーガニックの産地に!」というスローガンを掲げてオープンした古民家兼農場「くるくる村」。オーナーで2019年の長崎県議会議員選挙に立候補して落選したM氏と、農場を担当する「長崎のじゃがいも男」(以下、じゃがいも男)を名乗る男性から依頼を受け、協力することになった私は、徐々にトンデモ化する農場を目の当たりにするのでした。 イノシシ対策に共存を目指すトンデモくるくる村は、除草剤を含む農薬について過剰なまでに危険を強調するのと対照的に、差し迫る現実的な危機に対して不自然に無頓着なところがありました。その一つがイノシシです。彼らは「イノシシ対策にお金をか

    どんと来い、トンデモ村人(後編):9杯目【渕上桂樹の“農家BAR NaYa”カウンタートーク】 | AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト
  • どんと来い、トンデモ村人(前編):8杯目【渕上桂樹の“農家BAR NaYa”カウンタートーク】 | AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト

    私は農業をテーマにしたバーを経営しています。職業柄、色々な農園とつながりを持つこともあるのですが、特に印象的なできごとがありました。まるで一昔前のTVドラマ「トリック」のような奇怪な体験でしたので、今回はそのお話をします。 自然農を土台とした 複合的ビジネスへの誘い物語はある依頼から始まりました。「古民家を拠点に自然農を土台とした複合的なビジネスを始めたいと思っています。地元の人々に健康をもたらし、長崎の耕作放棄地を宝の山にしたいのです。ぜひ協力してもらえませんか?」というものです。 私は自然農というものをよく知りませんでしたが、「長崎の農業が盛り上がるのは良いことだな」と思い、現地に行ってみることにしました。 車を走らせること1時間あまり、森に囲まれた山深い場所にその古民家はありました。ずいぶん登ってきたのか、車を降りるとひんやりした空気を感じました。看板に書かれていたのは「くるくる村」

    どんと来い、トンデモ村人(前編):8杯目【渕上桂樹の“農家BAR NaYa”カウンタートーク】 | AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト
  • 医療トンデモの入口は農業トンデモ!? トンデモ情報を発信する人の真の目的は? | AGRI FACT 農と食の科学的情報サイト

    プロフィール渕上桂樹さん(農家BAR NaYa/ナヤラジオ) 岡田恭子さん(ママの保健室@長崎(@mykyo3123)、麻酔科医、ISD個性心理学インストラクター、2児の母) AGRI FACTで連載中の農業トンデモハンターの渕上桂樹さんが、麻酔科医でワクチンデマを不安に思うお母さんたちと向き合い、正しい情報を丁寧に伝え続ける岡田恭子先生と対談! 医療トンデモと農業トンデモの共通点や、トンデモ発信源の真の目的、トンデモ情報を回避するための注意点を語り合った。 出会いはグリホサート渕上桂樹さん(以下:渕上):岡田先生との出会いが忘れられないんです。 岡田恭子さん(以下:岡田):先輩に渕上さんのお店に連れてきてもらいました。「野菜や果物で作られたお酒がたくさんある!」とテンションが上がってカウンターに一人で乗り込みましたね。 渕上:その日に放送したナヤラジオのテーマが除草剤だったんです。それを

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