オーダーメイドの本棚を使っている。棚間隔や奥行きなどのサイズを業者に送って、希望通りの大きさに仕立ててもらった本棚である。これがなかなかに快適だ。今回は、本棚をオーダーメイドするとこんなにいいことあるよという話をする。 まずは後ろが見えない二層収納をやめろ カラーボックスや組み立て式本棚に本を収納している人で、文庫本を手前と奥の二層にわけて入れているのをよく見る。 私はどうもこれが苦手で、「背表紙が見えない収納をするな」と思う。ぼーっと眺めて「あ、これもう一回読んでみようかな」と思って手に取る機会をつくるのが本棚の大事な役目のひとつだと思うのだ。 でも、どうしてそういう「二層収納」をしちゃうかというと、スペースがないからである。本が棚の収容可能量を上回るからそういう収納をすることになってしまうのだ。 「背表紙が見えない二層収納」の問題を解決するちょっとしたライフハックがあって、後ろの本の下