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ブックマーク / xtech.nikkei.com (279)

  • 脱出! 暗闇プロジェクト

    品質、納期、費用、機能のどれかをバッサリ切る 「ダメに決まってる」との前提から始める(下) 暗闇プロジェクトが、自社の実験的なパイロットプロジェクトとして始まるとは限らない。顧客相手の通常の契約形態のプロジェクトが「暗闇」である場合もある。開発を請け負うシステムインテグレータにとって、契約の内容次第では非常にリスクが大きいプロジェクトとなる。 2015.10.27 プロジェクトが支離滅裂? そんなことは当たり前 「ダメに決まってる」との前提から始める(上) この連載では、先が見えない「暗闇プロジェクト」を任された場合に参考になりそうなヒントやノウハウを紹介している。今回からしばらく、プロジェクトの最初期の段階である準備・構想段階での心得を見ていく。「どうせダメに決まってる」と言われているプロジェクトをうまく立ち上げるセオリーを見ていく。 2015.10.26 「理屈」の人でも意思決定の99

  • 突然「営業になれ」と言われても怖くない!

    突然「営業になれ」と言われても怖くない! ITエンジニアのための「ロジカルセールス」入門 連載をフォロー システム開発に従事していたエンジニアがある日、突然「営業を担当してほしい」と言われる。IT業界では、こんなケースが珍しくない。「どう営業すればいいのか分からない」「努力しているつもりだが成果が出ない」と悩む声もよく聞く。 営業は「ロジカル」に考えて実践できる──。SEから営業に転向し、試行錯誤を繰り返しながら営業で実績をあげ、SI事業やパッケージ事業の立ち上げを担当してきた筆者は自らの経験から、こう言い切る。実践的なロジカルセールスの進め方をケーススタディを通じて伝授する。 営業現場を仮想体験7:あと一押し! 「値引きしないとダメ」との声にどう対応するか IT企業「ITproシステム開発」の営業担当で、卸売業向け販売管理パッケージの受注を目指しています。客先訪問の最大の目的である「導入

    突然「営業になれ」と言われても怖くない!
  • 記者は「ShellShock」に触れてみた、そして震え上がった

    LinuxなどUNIXベースのOSで広く使われているシェル(コマンド実行環境)「GNU Bash」で2014年9月24日に見つかった非常に危険な脆弱性、いわゆる「ShellShock」の件で、IT業界が大騒ぎになっている(関連記事:「Bash」に重大な脆弱性、Heartbleed以上に危険との見方も)。 記者は先週末、取材でほとんど外に出ていたが、取材先を訪問するたびに必ずこの話題が出ていたほど。もちろん、ITproはじめIT系ニュースサイトもShellShock関連のニュースを盛んに取り上げている。既にこの脆弱性を悪用する攻撃も始まっており、ボットネットも出現している。この先どんな被害が出るのか、想像するのも困難な状況だ。 記者は、記者としてこの手のセキュリティ記事を書く立場だが、対策をとるべきインターネットサイトの運用者としての立場も持っている。自宅で固定IPアドレス(IPv4)を契約

    記者は「ShellShock」に触れてみた、そして震え上がった
  • 『萌えるSE』と「燃える営業」、永遠の闘い

    出社すると、机の上に妖しい物が置かれていた。文庫が2冊あり、表紙カバーには下着姿で微笑む美少女のイラストが描かれている。美人を眺める機会に巡り合えば嬉しいと思うものの、少女を愛でる趣味は無い。 あまり顔を見せないことに対する嫌がらせか、それとも誰かが文庫を置き忘れたのか。とにかく文庫を裏返し、表紙が見えないようにしてから電子メールを確認する。日経コンピュータ編集部の記者から「SEを差し上げます」というメールが来ていた。 「SEについてしばしば書いておられますが、今時の実態をご存じないようです。お渡した2冊を読んでみるとよろしいのではないかと思います」。 この記者は最新技術に強く、取材力も筆力も英語力もあり、人前で話をするのもうまい。なかなかの人物なのだが欠点もあり、その一つは先輩に対する口の利き方を知らないことである。 「確かに最近は取材していないが、日の情報システム開発現場なら

    『萌えるSE』と「燃える営業」、永遠の闘い
  • リスクからひも解く標的型攻撃の対処策

    標的型攻撃が突いてくる脆弱性やリスクは多岐にわたる。悪意のある攻撃者が使ってくる攻撃手法は従来からあるものの組み合わせだが、対象を限定することで「攻撃の検知」をさらに困難にしたものだ。この特集では、標的型攻撃の全体像を見渡しながら、当に対策の必要な箇所を再考する。 目次

    リスクからひも解く標的型攻撃の対処策
  • 文字コード規格の基礎:ITpro

    この記事は,日経ソフトウエア 1999年10月号に掲載したものです。それ以降の情報が盛り込まれていませんので,現在とは異なる場合があります。 文字コード規格の基礎を手早く理解したい場合などにお役立てください。 文字コードは間違いなく情報を交換するための「決まりごと」なので,正確を期すため厳密な仕様が規定されている。だが,その仕様そのものを実装するプログラムを作る場合を除けば,プログラマが仕様の詳細を隅々まで理解している必要はない。六法全書を読んでいなくても問題なく普段の生活ができるようなものだ。 ここでは,通常のプログラミングをするうえで必要と思われる範囲のことを,なるべく簡潔に説明したい。「半角カナ」のような呼び名は正確さを欠くものだが,多くの人に伝わりやすいので説明の中でも使っていく。説明を簡略化するため「正確な仕様を知りたいときは規格書そのものを必ず参照してほしい」と書きたいところだ

    文字コード規格の基礎:ITpro
  • 史上最大規模!サイバー犯罪グループを追う - 史上最大規模!サイバー犯罪グループを追う:ITpro

    2011年11月9日(米国時間)、FBI(米連邦捜査局)は世界最大規模のネット詐欺に関与していた7人を逮捕・起訴した。このネット詐欺には、会社組織のサイバー犯罪グループ「Rove Digital」が関与していた。「クリックハイジャック」と「偽広告」という手法を使って総額1400万USドル(約12億円)にも上る金銭を荒稼ぎしていた。この史上最大規模とも言えるサイバー犯罪の、手口の詳細や逮捕に至った経緯などを紹介しよう。 目次

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  • スルガ銀が事実上の全面勝訴 IBMの責任認めた判決の深層

    勘定系システムの開発失敗を巡りスルガ銀行が日IBMを訴えた裁判で、東京地方裁判所は3月29日に約74億円の賠償を日IBMに命じる判決を下した。4年間にわたった裁判は、ITベンダーとユーザー企業にそれぞれどのような教訓を残したのか。弁護士やIT業界の有識者への取材から、スルガ銀-IBM裁判の深層を探る。 「ある程度は過失相殺が認められると思ったが」。システム開発をめぐる紛争に詳しい、ある弁護士は、驚きを隠さない。勘定系システムの刷新プロジェクトが頓挫したことによって損失を受けたとして、スルガ銀行が委託先の日IBMに約115億円の損害賠償を求めた裁判の判決についてだ。東京地方裁判所は2012年3月29日、日IBMに約74億円の支払いを命じた。 金額だけを見ると、スルガ銀の請求のうち64%しか認められなかったように見える。だが実態は、スルガ銀の全面勝訴に限りなく近い。なぜなら、64%とい

    スルガ銀が事実上の全面勝訴 IBMの責任認めた判決の深層
  • SEが考えていることは常に正しい

    「SEが考えていることは常に正しい」。 強い言葉である。この発言を聞いたのは1年半ほど前だが今でも記憶に残っている。 SEとはシステムズエンジニアを指し、情報システムの企画、設計、開発、運用にかかわるすべての人を指す。企業の情報システム部門やシステム子会社にいるSE、メーカーやソフトハウスなどIT企業にいるSE、組織に属さずコンサルタントなどをしているSE、すべて含む。 「SEが考えていることは常に正しい」とすると、「正しくないことを考えている人」がいるはずだ。 それは「ビジネス側の人たち」である。情報システムを利用する人たちと言い換えてもよい。経営者、事業部門の長や部員、管理部門の長や部員、関連会社や取引先の経営者や社員、すべて含む。 SEが情報システムを企画、設計、開発、運用していこうとすると、ビジネス側の人たちと意見が衝突することが往々にしてある。 「会社を預かるものとして君の提案は

    SEが考えていることは常に正しい
  • [製品研究室]レイヤー3スイッチ---目次

    ルーターの持つIPパケットの転送機能をハードウエア化し,大幅に高速化したネットワーク機器がレイヤー3スイッチである。従来は大企業の基幹ネットワークがおもな活躍の場だったが,今やあらゆる場面で利用されている。今回はこのレイヤー3スイッチを取り上げる。 第1回 ポート数が決まっているボックス型 第2回 さまざまなネットワークで活躍 第3回 ボックスとシャーシで構造が異なる 第4回 特色あるQoS機能を盛り込む

    [製品研究室]レイヤー3スイッチ---目次
  • NTTドコモが一連の通信障害について対策を発表、2014年度までに1640億円投入

    NTTドコモは2012年1月27日、スマートフォンの急速な普及に伴い昨年から今年にかけて通信トラブルが相次いでいることを受け、再発防止策に合計1640億円を投じると発表した。同社の山田隆持代表取締役社長は同日開催した記者会見で、一連の通信トラブルに対して陳謝。合わせて、自身は役員報酬の20%を、他5人の役員は10%を、3カ月間減額することも明らかにした。 現在大きな問題となっている通信トラブルは大きく2種類ある。一つは2011年8月16日、12月20日、2012年1月1日に発生したスマートフォン向けインターネット接続サービス「spモード」の障害。もう一つは携帯電話網内にあるパケット交換機障害で、2012年1月25日に起こった。 NTTドコモは計1640億円の対策費のうちspモード向けに420億円を割り当てる。具体的には2012年8月までに、同サービスのシステム基盤「MAPS」の増強やスマー

    NTTドコモが一連の通信障害について対策を発表、2014年度までに1640億円投入
  • ドコモの通信障害で感じる“融合”の難しさ

    1月25日に発生したトラブルについて、1月26日午前に会見するNTTドコモの岩崎文夫 取締役 常務 執行役員(左) 2012年1月25日に発生したNTTドコモの通信障害は都内で最大252万人に影響を与えた大規模なものとなった。実際、東京都港区にオフィスがあるITpro編集部でも「つながらない」「連絡がこない」といった声が多く聞かれた。 ドコモの東京エリア通信障害が復旧、最大約250万人に影響 [続報]ドコモの通信障害、パケット交換機の更新がきっかけ [続報]ドコモが25日の通信トラブルで会見、原因は「信号量の見積もりミス」 [続報]ドコモ通信障害の経緯、スマホの信号量は従来のiモード移動機の10倍 他の携帯電話事業者よりもユーザー数が多く、影響を与える範囲も広いため、大きく報じられるという事情があるものの、NTTドコモのトラブルはここ最近ひん発している。その背景にあるのがスマートフォンの急

    ドコモの通信障害で感じる“融合”の難しさ
  • 提案書改善 Before After

    IT業界に限った話ではないが、営業担当者にとって「提案書」は極めて重要な書類だ。プレゼンテーションは提案書に沿って進めることになる。プレゼンテーションに参加しなかった顧客は、提案書を読んで「このソリューションプロバイダに仕事を任せても大丈夫かどうか」を判断する。 たくさんのソリューションプロバイダーが営業攻勢をかけ、顧客の机の上には山のように提案書が積まれているかもしれない。その中に埋没してしまわないためには、どのような点に留意すればよいだろうか――。連載『提案書改善 Before After』では、様々な視点から提案書の改善方法を解説する。その「Before」と「After」のイメージを比べながら、ポイントを習得してもらいたい。

    提案書改善 Before After
  • [PDC 2008]Windows 7にネットワーク・キャッシュを搭載,WANのサーバーへのアクセス速度を改善

    Windows 7には標準でネットワーク共有のキャッシュが搭載されることがわかった。PDC 2008の会場で行われたセッションや展示で明らかにしたもの。ネットワーク・プロトコルとしては“重い”と評判の悪いWindowsファイル共有のレスポンスを改善することが狙いだ。 Windowsがファイル共有のために使っているSMB(Server Message Block)/CIFS(Common Internet File System)というプロトコルは,もともとLANのような小さなネットワークを前提に設計されたもの。パソコンのローカル・ディスクに対してファイルの操作をするのとほぼ同じコマンドを,ほとんどそのままネットワーク上で実行する。一度にやりとりするデータが4Kバイトや8Kバイトと小さいブロックが基になっているほか,認証情報などもやりとりする。このため,物理的に離れたWANのように,ネット

    [PDC 2008]Windows 7にネットワーク・キャッシュを搭載,WANのサーバーへのアクセス速度を改善
  • [品格編]難題を丸投げしてはいけない

    プロジェクトを進めていくと日々の業務の中で、さまざまな問題が出てきて、解決することが求められる。できることならば避けて通りたいと思うのが人情だ。 ましてやそれが一筋縄では解決できない難題であればなおさらだ。時にはプロジェクトの運命を左右するような難題が降りかかってくる。難題をどうやって乗り切るかはすべてPMプロジェクトマネジャー)の双肩にかかっている。 ここでたとえ難題がPMの専門外だったり、PMが経緯を十分つかんでいなかったりしたとしても、担当のPL(プロジェクトリーダー)やメンバーに解決を丸投げしてはいけない。 DB設計の不整合の解決を丸投げしたHさんの失敗 大手小売り企業のA社は業務体系の見直しに併せて、既存のホストシステムをオープンシステムに刷新しようとしていた。このオープン化の中には、既存データベースの構造を根から見直すといった技術的に難易度の高い要件も盛り込まれていた。 こ

    [品格編]難題を丸投げしてはいけない
  • 「ユーザーが決めた」は言い訳にならない

    「そんな当てずっぽうで決めていいのですか?」。ある会社のシステム基盤の設計に関する打ち合わせをしている際、メンバーから言われたことがある。全体コンセプトを決めて積み上げたものなので、当てずっぽうなわけではないのだが、ユーザーニーズを聞いていない状態で決めるのは納得できない、というのである。 ユーザーからニーズを聞けない状況でも、そこにこだわるエンジニアが意外に多いと感じている。エンジニアには二つのタイプがある。一つはユーザーニーズがまずあって、それをどう実現するかという順序で考えるタイプ。もう一つは、新しいアイデアに沿ってシステムを構想し、ユーザーのニーズに後から合わせようとするタイプだ。前者はSI会社、後者はパッケージ会社や研究所の出身者に多い。 どちらが良いかは場合によるが、筆者の会社のように基幹業務システムの構築に関わる場合、ユーザーニーズを起点にするのが基だ。ただ、基盤やフレーム

    「ユーザーが決めた」は言い訳にならない
  • 米グーグルも注目、ネット設計変える「OpenFlow」

    各種のクラウドコンピューティング・サービスを筆頭に、既存のコンピューティング技術では短時間で処理することが困難な「ビッグデータ(膨大な量のデータ)」を扱うサービスが増え、その要素技術が一般企業にも身近なものとなりつつある。今回は、米フェイスブックや米グーグルなども注目する最新ネットワーク技術「OpenFlow(オープンフロー)」を扱う。 ITの世界では、コンピュータそのものだけでなく、ネットワーク分野でも大きな革新が起きつつある。それが「OpenFlow」だ。ルーターやスイッチ、ロードバランサー、ファイアウオールなどのネットワーク機器と、LANやWANの回線から成る企業ネットワークの構成変更が手間いらずになる。このため、サーバーやストレージの構成変更や増減、仮想マシンの作成なども容易になる。今後のネットワーク設計・運用に際して見逃せない選択肢だ。 OpenFlow技術には、まずは、扱うデー

    米グーグルも注目、ネット設計変える「OpenFlow」
  • サーバントリーダーシップ

    職場やプロジェクトのメンバーを支援して、目標達成に導く、奉仕型のリーダーシップ。ビジョンを提示したうえで、コミュニケーションや信頼関係の構築を重視する。 経済環境が悪化するなか、政治にも経営にも「強いリーダーシップが必要」という論調が高まっています。強いリーダーシップというと、自ら先頭に立って事業をけん引したり、部下への指示命令を徹底させたりするリーダー像が思い浮かびますが、部下の自主性を阻害して、継続的に成長させられない弊害を生むこともあります。 これとは逆に、リーダーが組織のメンバーを支援することによって、組織の潜在的な力を発揮させるのが「サーバント(奉仕する)リーダーシップ」です。米AT&Tでマネジメント研究センター所長を務めたロバート・グリーンリーフ氏が定義し、1977年に同名の著書を出版しました。2008年末に出版された邦訳*は、リーダーシップ関連の書籍のべストセラーになっていま

    サーバントリーダーシップ
  • 仕組みがわかるセキュリティソフト解体新書

    セキュリティソフトには様々な種類があり、製品間の違いがわかりにくい。そこで、セキュリティソフトが持つ機能を分類し、その一つひとつがどのような仕組みで提供されているのかを解説していく。この特集を読めば、ソフトウエアベンダーが発信する情報に触れても戸惑うことは減るだろう。 目次

    仕組みがわかるセキュリティソフト解体新書
  • ミス再発防止に役立つ「なぜなぜ分析」

    なぜなぜ分析は、従来はTQM(総合品質管理)などの一環として製造業の現場で取り組まれてきた。トヨタ自動車では「なぜなぜ5回」という名称で推進されており、掘り下げるべき回数の考え方が異なるほかは、ほぼ同じである。災害やクレーム、不良、故障といったトラブルに対して「なぜ起きたのか?」「なぜミスしたことにすぐ気づかなかったのか?」といった問いを繰り返すことで、作業環境や作業手順などの改善につなげる。 近年は事務作業やシステム関連といったホワイトカラー職場においても、実践しようという機運が高まっている。「顧客とのやり取りでい違いがあった」「運用操作を間違えた」「設定の変更を忘れていた」「入力を間違えた」「作業時間がかかり過ぎる」といった問題の再発防止にも役立つからだ。 ただし「現場を観察せずに事象を記述する」「あいまいな表現を使う」「逆読みして論理のつながりを確かめない」「担当者の個人的な理由を

    ミス再発防止に役立つ「なぜなぜ分析」