cakesは2022年8月31日に終了いたしました。 10年間の長きにわたり、ご愛読ありがとうございました。 2022年9月1日
「えらいものを見ちまった」 公開初日に新宿東宝ビルでシン・ゴジラを鑑賞し、歌舞伎町の路上に戻った時の気分を一言で表すと「混乱」であった。迫力のある、面白い映画であることは間違いないのだが、それと同時に「奇妙な映画」でもあった。 その、奇妙さの正体が何なのかを確かめようと思い、特撮に詳しい作家の皆河有伽さんにその場で電話をかけたのだが、その時はまだ互いに興奮していたので上手く言語化することが出来なかった。だが、数日後2度目の観劇を経てようやく、シン・ゴジラの正体に気が付いた。 「これは、劇場版特撮博物館だ…」 ゴジラ映画の殆どにおいて、ゴジラその他の怪獣がスクリーンに現れるのは大抵、物語が中盤に差し掛かってからである。しかし、シン・ゴジラにおいては映画が始まって早々に「ゴジラのしっぽ」が現れるのだ。 このフォーマットは、ウルトラQを初めとする怪獣特撮番組のそれである。14年ぶりの東宝によるゴ
アメリカ在住の映画評論家でコラムニストの町山智浩氏が、日本ではあまり知られていないアメリカの文化や風習を体を張ってリポートする【町山智浩のcurious U.S.A】。 今回のターゲットは、毎年4月20日に開催される『マリファナ(大麻)デー』。21歳以上の大麻の栽培、所持、使用を条件つきで合法化したコロラド州デンバーから、4月20日の午後4時20分に5万人が一斉にマリファナを“ラリー”するピースフルな瞬間をリポート! また、他州に先駆けてマリファナを解禁したコロラド州は、マリファナビジネス先進州として、マリファナ用電子パイプ、マリファナコーラ、マリファナはちみつなどなど、多彩なマリファナ関連商品を展開。その様子をキャッチするため、「マリファナ観光ツアー」なるトンデモツアーに参加し、栽培施設、マリファナショップなどを周遊&解説。 副流煙渦巻くツアーバス車内で、町山智浩は正常を保っていられるの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く