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ブックマーク / jazztokyo.org (7)

  • R.I.P. Giuseppi Logan 追悼 ジュゼッピ・ローガン

    text : Ring Okazaki  岡崎凛 ジャズ・シーンから姿を消して数十年後、突如ニューヨークの公園に現れ、音楽活動を再開して話題となったサックス奏者、ジュゼッピ・ローガン。先月、ついに彼の訃報を聞く日が来てしまった。YouTube 動画で何度となく見た白髪にメガネ姿の彼が、全て遺影になってしまったのは寂しい。 以下、II. が稿のメインなのだが、I. 、III. を添えて彼への追悼文としたい。 I. 2人はともに享年84歳―ジュゼッピ・ローガンとヘンリー・グライムス II. 代表作となったファースト・アルバム『The Giuseppi Logan Quartet』(ESP 1964) III.セカンド作から45年後に出たサード・アルバム『The Giuseppi Logan Quintet』(Tompkins Square 2010) I. ジュゼッピ・ローガンがこの世を去っ

    R.I.P. Giuseppi Logan 追悼 ジュゼッピ・ローガン
    stonedlove
    stonedlove 2022/11/29
    ジュゼッピ・ローガンは2020年に新型コロナで死んだのか……
  • #170 能楽一噌流笛方15代目 一噌幸弘

    一噌幸弘(いっそう・ゆきひろ) 安土桃山時代より続く能楽一噌流笛方15代目、能楽古典の演奏の他に、篠笛や田楽笛、リコーダー、角笛などを演奏、能楽の音楽をベースとした世界に類を見ない作曲、演奏活動を行っている。共演者は、東京フィルハーモニー交響楽団、金聖響、佐渡裕、石川さゆり、デーモン閣下、村治佳織、山下洋輔、セシル・テイラー、エヴァン・パーカー、ペーター・ブロッツマン、デレク・ベイリー等ジャンルを問わず、俳優、舞踊家等、各界アーティストとの共演、自作曲の提供、楽曲アレンジも多数。テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHKラジオ深夜便「にっぽんの音」等メディア出演。2011年第24回音楽賞クラシック部門コンサート・パフォーマンス受賞。日文化藝術財団第二回「創造する伝統賞」受賞。重要無形文化財総合指定保持者 公式サイト http://issoyukihiro.com/ Interviewed b

    #170 能楽一噌流笛方15代目 一噌幸弘
  • 音の見える風景 Chapter57「アート・ブレイキー」 

    photo&text by 望月由美 撮影:1965年1月2日 サンケイホールにて アート・ブレイキー(ds, 1919~1990 71歳没)はトーク好きだったのかインタヴュー記事が数多く残されているが、その中でも1971年にアート・テイラー(ds, 1929~1995 65歳没)が行ったインタヴューが興味深い。 ドラマー同士の対話という点と二人とも50年代にマイルス・デイヴィス(tp, 1926~1991 65歳没)やセロニアス・モンク(p, 1917~1982 64歳没)、ジョン・コルトレーン(ts, ss, 1926~1967 40歳没)等と共演しているので話の展ありきたりのインタヴューとはひと味違っていてとても面白い。 インタヴューは1977年3月号のスイングジャーナル誌に掲載されたもので、人種問題やフレッチャー・ヘンダーソン(1897~1952 55歳没)楽団に在籍していたころの

    音の見える風景 Chapter57「アート・ブレイキー」 
  • #1488 『Shinya Fukumori 福盛進也/For 2 Akis』

    text: Masanori Tada 多田雅範 ECM 2574 Matthieu Bordenave – Tenorsax Walter Lang – Piano Shinya Fukumori – Drums 1. Hoshi Meguri No Uta 星めぐりの歌(宮沢賢治) 2. Silent Chaos (Shinya Fukumori) 3. Ai San San 愛燦燦(小椋佳) 4. For 2 Akis (Shinya Fukumori) 5. The Light Suite ~Kojo No Tsuki* / Into The Light / The Light (Shinya Fukumori) 荒城の月(滝廉太郎) 6. No Goodbye (Walter Lung Jun) 7. Spectacular (Shinya Fukumori) 8. Manget

    #1488 『Shinya Fukumori 福盛進也/For 2 Akis』
    stonedlove
    stonedlove 2018/02/08
    「満月の夕 (中川敬 & 山口洋)」!
  • #30 佐藤允彦 ~富樫雅彦作品を語る~

    日時:2005年11月2日 インタビュー&写真:横井一江 稀代の音楽家、富樫雅彦が健康上の理由からその演奏活動を辞めて早二年。打楽器奏者として傑出したその才能や音楽活動については、多く語られてきた。だが、彼の作曲家としての側面にスポットが当たることは、2003年から佐藤允彦が『Masahiko Plays Masahiko』のシリーズを出すまでなかったように思う。奇しくも今年2005年のメールスジャズ祭に出演したのは、佐藤允彦&SAIFAによる富樫作品を演奏するプロジェクトだった。これは、今年で音楽監督を降りたブーカルト・ヘネンのたっての要望によるもので、演奏家富樫雅彦を招待することは叶わなかったが、作曲家としての彼はいるということで、富樫の60年代からの友人であり、度々メールスジャズ祭にも出演している佐藤允彦にテンテットでの出演依頼となったのだ。富樫の作品について、人以外に作曲の意図を

    #30 佐藤允彦 ~富樫雅彦作品を語る~
  • ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま 第4回 ジェン・シュー:古代と現代を繋ぐ芸能~インターメディア~

    Text and photo by 蓮見令麻 Rema Hasumi 土着文化、伝統、実験、革新、都会、舞踏、土、ステージ、儀式、夢、昔話、紡がれる歴史、切り開かれる今、月琴、唄と踊り、ヴィジュアル・アート、自然。 ジェン・シューの表現する世界に思いを巡らせてみると、キーワードが次々に浮かんでくる。 彼女の創りあげるものについて、一言で説明することは到底できそうにない。 それはあらゆる角度へと表現の枝を伸ばす立体的な芸術作品であると同時に、多言語、多文化を渡り歩き、一見して関連性のないように見えるもの同士を繋ぎ合わせ新しいものを構築する、ある種の現代的ユートピア思想のシニフィアンとして捉えることもできる。 多才な経歴 今春、ジェイソン・モラン、フレッド・ハーシュ、ヘンリー・スレッギルなどの著名アーティスト達と並び、ジェン・シューはドリス・デューク・アーティスト賞を受賞した。 彼女の活動は、

    ニューヨーク:変容する「ジャズ」のいま 第4回 ジェン・シュー:古代と現代を繋ぐ芸能~インターメディア~
  • Chapter 47 ローランド・カーク 

    photo&text by  Yumi Mochizuki   望月由美 撮影:1964年6月5日  有楽町ヴィデオホールにて ローランド・カーク (reeds) がホレス・パーラン (p) とJ・C・モーゼス (ds) をともなって日にやってきたのは1964年の6月、日人のベーシストを加えたカルテットで6月5日有楽町ヴィデオホールのステージに立った。 雑誌に掲載された写真では見ていたものの、そのいでたちに先ずびっくり。 黒メガネの奥から客席を威嚇するような鋭い視線、盲目とはわかっていても身体全体から発するオーラに圧倒された。『DOMINO』(MERCURY、1962)など数枚のアルバムで事前に勉強して客席に臨んだがカークがステージに登場し、手のひらをパチッと叩き、テナー、マンゼロ、ストリッチの3管を同時にくわえて音をだした途端に事前の予習なんかどこかへ飛んでしまい、カークの世界、カー

    Chapter 47 ローランド・カーク 
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