“逆チョコ”人気? 不況知らずのバレンタイン、前年比増見込む (1/2ページ) 2009.1.31 14:48 不況の影響で昨年の歳末商戦が不振に終わった百貨店各社が、2月14日を前に「バレンタイン商戦」に力を入れている。長引く景気低迷に加え、当日は同僚や知人らに配る「義理チョコ」があまり売れないとされる土曜日に当たるのに、各社は軒並み昨年よりも売り上げを強気に予測しているのだ。バレンタインデーを「純粋にチョコレートを楽しむ日」ととらえる文化が浸透したことが、“不況知らず”の背景にあるようだ。 昨年のバレンタイン期間だけで7億3000万円を売り上げ、店舗単体としては日本一になった阪急うめだ本店(大阪市)。今年も14日に向けてチョコレートの売り場を順次増やし、計約100ブランドをそろえるという。 同店広報は「2年ぐらい前から『バレンタインデーには高級チョコを買おう』という考えが定着した」と