チェコの首都プラハでスピーチをする、性産業に従事する女性のための支援団体「リスクのない快楽」の代表、ルツィエ・シドバさん(撮影日不明)。(c)AFP/RISK-FREE PLEASURE ORGANISATION 【2月15日 AFP】四肢の神経がまひする病気で5年前から車いすに座りきりとなっているチェコ人のトマス・ピク(Tomas Pik)さん(26)は、人生への渇望をまったく失っていない──。 病気を患って以降、自らの性的欲求と向き合う際には性風俗産業に頼ってきたというピクさん。しかし、ピクさんが珍しい神経疾患である「フリードライヒ運動失調症」の患者であることを知ると、対応してもらえず、拒否されるケースも多々あったという。 初めて症状が出たのは約10年前。「障害があると自信を十分持てないし、拒否されたときは、ものすごく落ち込む」と首都プラハ(Prague)でのAFPの取材で語った。同国