25日午後3時40分ごろ、大阪市東住吉区矢田のマンション9階一室で、男性が倒れているのを大阪府警東住吉署員が発見した。頭部から血を流しており、現場で死亡が確認された。頭部には鈍器で殴られたような痕が複数あり、府警捜査1課は殺人容疑で同署に捜査本部を設置し、捜査を始めた。 捜査本部によると、この部屋にはビルメンテナンス会社勤務の男性(48)が1人で居住。捜査本部は遺体がこの男性とみて身元の確認を急ぐとともに、司法解剖して詳しい死因を調べる。 遺体は布団の上であおむけの状態で倒れており、胴体部分に掛け布団、顔に毛布が掛けられていた。Tシャツを着ていたが、下半身は裸だったという。 同日午後3時半ごろ、男性の上司から「男性が24日から休んでおり、連絡がつかない」と同署に通報があり、署員が安否確認のため現場に駆けつけた。玄関は施錠されており、室内に荒らされた形跡はなかった。 現場は近鉄南大阪線矢田駅