Fedora 10のradeonドライバはどうにも調子が悪い。modesettingを有効にするとXがしばしばフリーズするし,無効にしても文字が崩れるなどの症状が出る。AMDが提供する「fglrx」ドライバを導入すると表示は安定するが,そのままではDRIやGLX拡張などが使えないため,OpenOffice.orgやOpenGLを使うアプリケーションが軒並み起動しなくなる。いろいろ試してみてようやくfglrxドライバをフル機能で利用できたのでその方法を書いておく。なお,これは「ATI Catalyst 8.12」(fglrx 8.56.4)の場合の作業例なので注意していただきたい。 作業のポイントは次の3点である。 Fedora 9のlibdrmパッケージにダウングレードする radeonドライバとdrmドライバを無効にする /dev/driを手動生成する まず,(1)は簡単だ。Fedora