2023年4月30日のブックマーク (2件)

  • 『津久井やまゆり園「優生テロ事件」、その深層とその後』異常な犯罪者は異常な社会から生まれる - HONZ

    読むのにとても時間がかかったのは、著者が巨大な問いと格闘しているからかもしれない。戦後最悪ともされる凶悪事件を通して、私たちの社会の奥底で起きている変化をとらえた力作だ。 書は、神奈川県相模原市の障害者施設、津久井やまゆり園で、入所者と職員45名が殺傷された事件の深層に迫ったノンフィクションである。事件そのものを取材したは他にもあるが、書が類書と一線を画すのは、サブタイトルにある「戦争と福祉と優生思想」という視点だ。一見バラバラな3つの言葉は実は深いところでつながっている。それだけではない。著者の人生もまたこの事件と無関係ではなかった。 ノンフィクションのディープな読者は著者の名前に見覚えがあるかもしれない。著者には浅草で起きた短大生殺人事件に関する著作(『自閉症裁判 レッサーパンダ男の罪と罰』)がある。2001年、浅草で19歳の女性が見ず知らずの男に刺し殺されたこの事件は、男がレッ

    『津久井やまゆり園「優生テロ事件」、その深層とその後』異常な犯罪者は異常な社会から生まれる - HONZ
    studycalnu0220
    studycalnu0220 2023/04/30
    「国がやろうとしていること」=日本は民主主義なので、国民の大半が望んでいること。 綺麗事並べても、不可視化し、隔離してほしいというのが国民の望みだし、出来れば存在してほしくない=出生前診断だし。
  • 自分たちが知っている「海外」はおおよそ10年前という「海外タイムギャップ現象」

    もっと知られて欲しい、と言うか自覚して欲しい。 たとえば、皆が持つアメリカのイメージって「デブが多くて健康気にしない、着色料いっぱいで黒人が可哀想な国」だろ でもそれって10年前のアメリカで、今のアメリカは「健康に異常なほど気を使ってオーガニックしか売り場になく、黒人が一番偉い」国なんよ なんでこんなことが起きるかっていうと、大体日で暮らしてる、日に溶け込んでいるアメリカ人は「10年前くらいに来た」人が多いから。 そのアメリカ人は10年前の生活をし続けているし、10年前のアメリカのイメージで故郷を認識している。 従って日人が触れるアメリカの情報は10年前くらいになる。ミームとして伝わりやすいアメリカ人のネタも、「確かにそう!」と言うのは10年前のアメリカ人だから。 これは逆もありうる。例えば海外の日人コミュニティに行くと、彼ら・彼女らの価値観は10年前で止まっていることがわかる。

    自分たちが知っている「海外」はおおよそ10年前という「海外タイムギャップ現象」
    studycalnu0220
    studycalnu0220 2023/04/30
    というより、一つの国に対して、単一のイメージで話すのが不可能になったという気がする。 同じ国でもその人の属している社会階級で全然状況が違うし、特に海外はそれが顕著。